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「天国と地獄」怒濤の伏線回収!高橋一生が涙誘う名演

高橋一生(写真は2020年10月撮影)
高橋一生(写真は2020年10月撮影) - (C)TBS

 14日に放送された綾瀬はるか主演のTBS日曜劇場「天国と地獄~サイコな2人~」(毎週日曜夜9時~)9話では、連続猟奇殺人事件を巡る謎が次々と解き明かされ、事件の容疑者とされていた日高陽斗にふんする高橋一生の熱演が視聴者をくぎ付けにし、Twitterトレンド入りした(※ネタバレあり。9話の詳細に触れています)

【写真】日高の衣装がソックリと話題になった青島刑事

 本作は、魂が入れ替わった警視庁捜査一課の刑事・ 望月彩子(綾瀬)と、殺人事件の容疑者でベンチャー企業の社長・日高陽斗の逆転生活を描くサスペンス。当初、望月(外見は日高)や捜査一課主任の河原(北村一輝)らは連続猟奇殺人事件の犯人を日高とにらんでいたが、「クウシュウゴウ」「東朔也」という謎の人物名が浮上したのをきっかけに、事態は急展開。望月の同居人(柄本佑)の先輩で、日高の双子の兄である東(迫田孝也)が捜査線上に浮かび上がってきた。

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 第9話では、望月と日高が再びスイッチしたのち、「15分の差」をキーワードに日高と東の哀しい過去が明らかに。幼い時に両親が離婚してから二人が再会したのは、ベンチャー企業の社長である日高の社に東(迫田)が清掃員として現れたときのこと。日高は望月に、東とどのように出会い、いつ互いに兄弟であることを知ったのか、そして殺人事件に至るまでの経緯を告白。その中で兄弟の天国と地獄ほど違う人生が語られ、東の日高に対する愛憎、日高を助けたいのと同時に刑事としての職務に葛藤する望月、そんな彼女を思いやっての日高の苦渋の選択も視聴者の涙を誘った。

 なかでも、再び男性にスイッチした高橋の演技が話題に。壁ドンシーンのほか、スーツにミリタリージャケットを羽織った姿が「踊る大走査線」シリーズの主人公・青島刑事(織田裕二)にそっくりと指摘する声が多く見られた。一方、相変わらず望月にむちゃぶりされ、河原らの捜査をかく乱すべく奔走するも詰めが甘い八巻(溝端淳平)に「ガンバレ!」と同情&エールが寄せられていた。

 9話ではこれまで張り巡らされていた伏線が一気に回収されるも、Twitter上では東が落としたSDカードに注目する声が多く見られ、そこには何が入っているのか? 最終回ではこれ以上一体何が起きるのかと視聴者をハラハラさせている。(編集部・石井百合子)

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