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デンゼル・ワシントン×ラミ・マレック×ジャレッド・レトー共演スリラーがV2!

全米ボックスオフィス考

デンゼル・ワシントン、ラミ・マレック、ジャレッド・レトー
デンゼル・ワシントン、ラミ・マレック、ジャレッド・レトー - Gregg DeGuire / WireImage / Frazer Harrison / Theo Wargo / WireImage / Getty Images

 先週末(2月5日~2月7日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、デンゼル・ワシントンラミ・マレックジャレッド・レトーという3人のオスカー俳優が集ったスリラー映画『ザ・リトル・シングス(原題) / The Little Things』が興行収入210万ドル(約2億2,050万円)で2週連続となる首位を獲得した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル105円計算)

【画像】『007』新作では悪役のラミ・マレック

 『ウォルト・ディズニーの約束』のジョン・リー・ハンコック監督がメガホンを取った同作は、シリアルキラーを追う保安官(デンゼル)と捜査官(ラミ)の姿を描いたネオノワール・クライムスリラー。第一容疑者となる怪しげな男を演じたジャレッドは、第78回ゴールデン・グローブ賞や第27回全米映画俳優組合賞(SAG賞)の助演男優賞にノミネートされている。また、同作は劇場公開と同時にワーナーの動画配信サービス「HBO Max」でも追加料金なしで配信されている。

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 2位は、ドリームワークス・アニメーション映画『クルードさんちのはじめての冒険』の続編『ザ・クルーズ:ア・ニュー・エイジ(原題) / The Croods: A New Age』。プレミアム料金でのVOD(ビデオ・オン・デマンド)が始まって2か月ほどたつが、ボックスオフィスランキングでも約3か月にわたって上位をキープするなど健闘している。累計興収は4,593万9,795ドル(約48億2,367万8,475円)。再上映の『ロード・オブ・ザ・リング』は8位にランクインした。

 そのほか、スタジオジブリの長編アニメーション「アーヤと魔女」(宮崎吾朗監督)が3日から430館で上映スタート。5日からは「HBO Max」で配信が始まった。週末興収は9万875ドル(約954万円)で12位デビューとなった。(編集部・市川遥)

2月5日~2月7日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ザ・リトル・シングス(原題) / The Little Things』
2(2)『ザ・クルーズ:ア・ニュー・エイジ(原題) / The Croods: A New Age』
3(4)『ザ・マークスマン(原題) / The Marksman』
4(3)『ワンダーウーマン 1984
5(5)『モンスターハンター
6(6)『この茫漠たる荒野で
7(7)『プロミシング・ヤング・ウーマン(原題) / Promising Young Woman』
8(初・再上映)『ロード・オブ・ザ・リング』
9(8)『ファタール(原題) / Fatale』
10(9)『ザ・ウォー・ウィズ・グランパ(原題) / The War with Grandpa』

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