奴隷牧場を描く問題作『マンディンゴ』46年を経てリバイバル

『マンディンゴ』をスクリーンで再び!
『マンディンゴ』をスクリーンで再び!

 クエンティン・タランティーノ監督の『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)にも影響を与えた、強烈な描写で奴隷制度に向き合う、1975年公開の映画『マンディンゴ』のデジタルリマスター版が、3月12日より劇場公開されることが決定した。

元奴隷の復讐劇『ジャンゴ 繋がれざる者』フォトギャラリー

 本作は、19世紀半ばのルイジアナ州を舞台に、“奴隷牧場”を経営する父子の栄光と没落を描いた大作。カイル・オンストットの同名小説を原作に、監督に『ミクロの決死圏』(1966)、『ソイレント・グリーン』(1973)などのリチャード・フライシャー、音楽に『アラビアのロレンス』(1962)のモーリス・ジャールという盤石の布陣で映画化された。

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 南部を美しく描いた『風と共に去りぬ』への強烈なアンチテーゼとも言われた本作だが、当時の批評家からは、偏見を助長する屈辱的な内容などと指摘され酷評された。一方、タランティーノ監督は本作への愛情を隠さず、再評価されるまで、アメリカ映画史からほぼ抹消されていたという一本が、およそ46年を経て日本で劇場公開される。

 19世紀半ば、ルイジアナ州の広大な土地を所有し、黒人を育てて売買する“奴隷牧場”を経営していたマクスウェル。息子のハモンドは名家の娘ブランチと結婚するが、彼女が処女ではなかったことに怒り、黒人の娘エレンとの情事に溺れていく。そしてブランチは、ハモンドが鍛える屈強な奴隷ミードを誘惑。一家は、次第に破滅の道を歩み始める。(編集部・入倉功一)

映画『マンディンゴ』デジタルリマスター版は3月12日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

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