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「青天を衝け」子供たちのサプライズが泣けると反響 涙の名演も!

第2話より幼少期の栄一(小林優仁)と父・市郎右衛門(小林薫)
第2話より幼少期の栄一(小林優仁)と父・市郎右衛門(小林薫) - (C)NHK

 新一万円札の顔としても注目される実業家の渋沢栄一の生涯を吉沢亮主演で描く大河ドラマ「青天を衝け」(NHK総合ほかにて放送)第2話(21日放送)で、栄一の幼少期を演じる子役・小林優仁(こばやし・まさひと)の涙の演技、クライマックスに見せたサプライズが「泣ける」「胸が熱くなった」など反響を呼んでいる(※一部ネタバレあり)。

【写真】グレる七郎麻呂(徳川慶喜の幼少期)も話題

 本作は、幕末から明治にかけて約500もの企業を育て、約600の社会公共事業に関わり「日本資本主義の父」と称された栄一の波乱万丈な人生を追う物語。第2回「栄一、踊る」は、「獅子舞」をキーワードにしたエピソードが展開した。

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 栄一の村では、「五穀豊穣」「悪疫退散」のため村祭りで獅子舞を舞うことが大事な行事。しかし、岡部藩代官の利根(酒向芳)から道づくりのために人足100人、二千両の御用金を用意すべしとの命があり、暗雲が。六月は藍の刈り取りなどがあり一年のうち最も繁忙期であり、栄一の父・市郎右衛門(小林薫)は御用金はともかく人足の数をせめて80、90に減らしてもらえないかと手をついて訴えるが、利根は「百姓の分際で!」「お上が100人出せと言ったら出すんだ!」と一蹴。そのあおりをくうかたちで、市郎右衛門らは祭りを取りやめることを決心した。

話題を呼んだクライマックス

 栄一は理不尽な代官に「承服できん! なんで村のみんなに慕われているとっさまがあんなに頭を低くしなきゃなんねぇに!」と怒り心頭。父が村人たちに祭りを取りやめると伝えたときには「俺は獅子が舞いてえ! 祭りをしてくれ! 祭りをして村の悪いものを追い出さねえとなんねぇに」と抵抗し、父に手をあげられた時に見せた一筋の涙に胸を締め付けられる視聴者が続出。さらに、栄一やいとこの喜作(石澤柊斗)&長七郎(須東煌世)らが見せたサプライズが市郎右衛門や村人たちを感激させ、青年期に切り替わる鮮やかな演出も「見事」と好評を博している。

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 公式Twitterによると、子供たちの獅子舞のシーンは「子役のみんなが、リモート練習から始まり3か月も特訓した賜物(たまもの)です。長七郎の笛も吹き替えなし!」とのこと。このシーンに「元気をもらえた」「涙がこぼれた」「子供たちの頑張りに拍手」など子役たちにねぎらいの声が続々寄せられている。

 なお、今回も冒頭は徳川家康(北大路欣也)のナビゲートから。黒子により布が船に変わっていく演出も注目を浴び、「徳川家康」のワードがTwitterトレンド入り。ちなみに、前回はお蚕様のダンスシーンが反響を呼んだが、今回は繭と化し、大量の繭が映し出された。(編集部・石井百合子)

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