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歪んだ母性愛が狂気に変わる…『search/サーチ』監督の新作サイコスリラー6月公開

暴走する母親と車椅子生活の娘
暴走する母親と車椅子生活の娘 - (c)2020 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

 異色スリラー『search/サーチ』(2018)を手がけたアニーシュ・チャガンティ監督の長編2作目となる新作サイコスリラーが、『RUN/ラン』の邦題で6月に日本公開される。

【画像】モンスター看護師役も記憶に新しいサラ・ポールソン

 失踪した娘を捜索する父親の物語が全編PC画面上で展開する『search/サーチ』を世に放ち、一躍話題となったチャガンティ監督。同作と同じ製作チームを迎えて製作した『RUN/ラン』は、持病のため車椅子生活を送る17歳の娘と、彼女に歪んだ愛情を注ぐ母親の奇妙な親子関係を描き出す。本国では昨年11月にHuluで配信されており、配信初週における同サービス最高視聴者数の記録を更新している。

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 車椅子生活のクロエは好奇心旺盛で、地元の大学へ進学を望み、自立しようとしていた。そんなある日、クロエは自分の体調や食事を管理し、進学の夢も後押しする母親ダイアンに不信感を抱き始める。彼女が新しい薬と称して差し出す緑色のカプセルは、人間が服用してはならない薬。なぜ娘に嘘をついて、危険な薬を飲ませるのか。クロエはダイアンの隔離から逃げようとするが、行く手には想像を絶する試練と衝撃の真実が待ち受けていた。

『RUN/ラン』
娘の叫び声が聞こえてきそう… - (c)2020 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

 主人公・クロエ役に抜てきされたのは、オーディションを勝ち抜いた新人女優キーラ・アレン。クロエに歪んだ愛情を注ぐ母・ダイアンを、ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」などのサラ・ポールソンが怪演する。ポスタービジュアルには「母の愛からは逃れられない」という不気味なコピーと共に、鬼気迫る表情のクロエとただ一点を見つめるダイアンの姿が描かれている。(編集部・倉本拓弥)

映画『RUN/ラン』は6月TOHOシネマズ日本橋ほか全国公開

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