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上白石萌音、朝ドラで英語を学ぶヒロインに!海外生活の思い出を明かす

上白石萌音が「カムカムエヴリバディ」でヒロインに
上白石萌音が「カムカムエヴリバディ」でヒロインに - (C) NHK

 2021年度後期に放送される連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」でヒロインの一人である橘安子(たちばなやすこ)を演じる上白石萌音がリモート取材会に出席し、本作でモチーフになっている英会話の思い出やかつての海外生活について語った。

上白石萌音があんことおしゃれが大好きなヒロインに!【写真】

 連続テレビ小説の105作目にあたる本作は、京都・岡山・大阪を舞台に、昭和・平成・令和の時代にラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を100年にわたって描くハートフルなコメディー。上白石は、深津絵里川栄李奈とともに、朝ドラ史上初となる3人でのヒロインを務める。上白石は、岡山市内の商店街にある和菓子屋「たちばな」の看板娘で、あんことおしゃれが大好きなごく普通の女の子・橘安子を演じる。

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 ヒロインの安子は、戦争の足音が近づくなか、さまざまな試練が安子に降りかかるも、ラジオ放送開始からまもなく始まるラジオ英語講座との出会いにより未来を切り開いていく。NHKラジオ英会話のテキストでは「赤毛のアン」の翻訳にチャレンジする連載も持っている上白石は「すごくつながりを感じています。安子は今の時点ではまだ英語に出会ったばかりなので、流れてくる言語がさっぱりわからなくて。一生懸命勉強しているところなのですが、私も英語を学習したての頃を思い出します。わからなくても、このすてきな言葉をしゃべりたい。歌を覚えるみたいに、学習をしていたことを思い出しました」と振り返る。

 NHKのラジオ英語講座の歴史は古く、1925年7月に岡倉由三郎が講師を務めた番組が最初だと言われる。そのことについて「まず、大正の頃からラジオ英会話があったことに驚きました」という上白石は、「どの時代も、みんな学びたい気持ち、人とつながりたいという気持ちがあるものなんだなと。英語を話すことができる人が多くなってきているなかで、原点を知ることができるのはすごく楽しいことだと思えました。皆さんの英語学習をしたいと思うきっかけになったらすてきだなと思います」と意気込む。

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 そんな彼女が英語に興味を持ったのは幼少時。自宅の近所に英語の先生が住んでおり、2~3歳の頃からその家に遊びに行っていたという。「その先生がすごくすてきで、外国の方が出入りされていたり、同世代の子たちが英語を習いに来ていたりしていたんです。だからそこが遊び場みたいな感じになっていて。自分が英語を使っているという実感もないまま、みんなと英語でゲームをしていました。それが出発だったなと思います」と述懐。

 語学に興味を持つきっかけとしては、小学3年生から5年生にかけてメキシコに住んだことも大きかったようだ。「メキシコはスペイン語ですが、現地の言葉で人と話をする楽しさや、文化が違っても共通言語があったら分かり合えることの素晴らしさを子どもながらに感じて。帰国してから本格的に英語を勉強し始めました」という。特に“R”の発音がお気に入りだそうで、「なんか英語をしゃべっているなという感じで(笑)。たぶんそれが好きで、英語も好きになったんだと思います」と笑顔を見せる。さらに英語を通して「海外に行きやすくなったり、道に迷った外国の方に道を教えて仲良くなれたり。世界がずっと広がるのを感じているので、話せて損はないと日々勉強しています」と充実感をにじませた。(取材・文:壬生智裕)

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