中山優馬、実在事件モチーフ『189』で5年ぶり映画主演!ヒロインは夏菜

(C) 映画「189」製作委員会 ヴァンズピクチャーズ

 中山優馬が、実在事件から着想を得た映画『189(イチハチキュー)』(2021年冬公開)で、5年ぶり2度目の映画主演を務めることが明らかになった。児童相談所の児童虐待対策班を通じて社会問題を描く本作で、中山は新米児童福祉司の主人公を演じ、ヒロイン役を夏菜が務める。

【写真】金髪も似合う!中山優馬

 児童虐待から“いちはやく”子供を助けることができるよう設けられた、児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」。本作は、「189」に助けを求める小さな命を救うために奔走する児童虐待対策班の姿を描く。主人公の坂本大河(中山)は、新米児童福祉司として、虐待、発達障害、非行、子育てなどで問題を抱えた家庭を受け持ち、目の前の仕事にまっすぐに向き合っていく。そんな折、大河が保護した児童が、親元へ戻ったことをきっかけに再び虐待を受け、命を落としてしまう事件が起こる。苦悩と葛藤を抱えたまま仕事復帰することとなる大河のもとに、人の気持ちに寄り添うことができる弁護士・秋庭詩音(夏菜)が現われ、2人の奔走が始まる。実在事件から着想を得たオリジナル脚本となり、加門幾生監督がメガホンを取った。

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 中山にとって、『ホーンテッド・キャンパス』(2016)以来の映画主演。社会問題に切り込む作品に挑戦することになったが、「台本を読んだ時はとても残酷な描写もあり驚いたのですが、日本の現実問題として起きているということに無力さを感じました。作品に込められた重大なメッセージをしっかりと伝えなければならない、と背筋が伸びる思いでした」と振り返る。

 児童相談所、虐待、ネグレクトを扱う作品とあり、「残酷な描写もあり、目を背けたくなる瞬間もあると思います。ですが、みんなでこの問題と向き合い、今より良い世の中にすることができるきっかけとなる作品になれば嬉しいです。僕も(この映画を通じて)改めてしっかりと向き合いたいと思います」と思いを込めた。

 そして、中山演じる大河とバディを組む弁護士・秋庭詩音役は夏菜。児童虐待対策班の一員として、詩音は法律的知見から大河をサポートし、共に虐待されている子供を守るため奮闘する。本作で初共演となる2人の真摯な演技の掛け合いにも注目だ。(編集部・小山美咲)

中山優馬コメント

台本を読んだ時はとても残酷な描写もあり驚いたのですが、日本の現実問題として起きているということに無力さを感じました。
作品に込められた重大なメッセージをしっかりと伝えなければならない、と背筋が伸びる思いでした。

僕が演じた坂本大河はごく一般的な感性をもった人物なので、多くの方が大河の気持ちに共感していただけると思います。
台本を読んだ時から、大河の感覚を理解できる部分が多いにありました。
そういう意味では似てる部分があるのかもしれません。

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夏菜さんは、とても明るくムードメーカーで、重大な問題がテーマなので、つらいシーンが続く現場でも、皆の支えになってくれました。
凄く情熱的な部分もあり魅力的な女優さんで、今回ご一緒できて良かったです。

児童相談所、虐待、ネグレクトを扱う作品です。
残酷な描写もあり、目を背けたくなる瞬間もあると思います。
ですが、みんなでこの問題と向き合い、今より良い世の中にすることができるきっかけとなる作品になれば嬉しいです。
僕も(この映画を通じて)改めてしっかりと向き合いたいと思います。
「189」のナンバーぜひ覚えてください。

夏菜コメント

初めて共演する中山さんのことは、最初とっつきにくい人なのかなと思っていたのですが、実際は誰よりも熱い男。現場ではおんぶにだっこで、彼から率先してお芝居の提案をしてくださり、年下なのを感じさせないお兄ちゃんのような、頼れる座長でした。今回演じた秋庭詩音の見て見ぬふりができないところや正義感は、自分にも通じるものがありました。 題材が題材なだけに、台本を読んだ時から、責任をもってこの役を演じなくてはいけないと思っていたのですが、わたしにできることは(役を通じて)全うすることができたと思います。この物語には終わりがあるのですが、社会的な問題を題材にしているので、問題解決のきっかけに繋がる映画になっていれば嬉しいです。

加門幾生監督コメント

過去に実際に起こった事件がモチーフ。
「虐待」の余りにも悲惨な現状、児童相談所の係りの現状に何か一石を投じたい思いで作りました。(今回のキャスティングでは)中山君の作品DVDと生芝居観劇し、このピュアな役と意思の強さが表現できる役者だと思ったから、夏菜さんは、弁護士としての力強さと包み込む感じが有ると思いお願いしました。
虐待された少女の病室シーンで話を聞く2人の優しさ、声のトーンにこの作品のハーモニーを感じました。この映画で「虐待」が本当に無くなるのかと問われるでしょう、しかし我々は「虐待死」を無くす思いで作りました。
1人でも多くの人々が「189」のダイヤルナンバーを覚えて、亡くならなくていい「命」を護りたいと。

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