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板垣李光人、気高きプリンス・徳川昭武役で10代2度目の大河!パリ万博シーンの裏側明かす

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板垣李光人演じる徳川昭武
板垣李光人演じる徳川昭武 - (C)NHK

 放送中の大河ドラマ「青天を衝け」(NHK総合ほかにて放送)で、徳川慶喜の異母弟・徳川昭武を演じる俳優の板垣李光人(いたがき・りひと)。昭武はわずか14歳にして、第15代将軍となった慶喜の名代として、パリ万国博覧会に出向いた俊英だ。フレッシュで凛とした佇まいの昭武に挑んだ板垣が、2015年放送の「花燃ゆ」以来、2度目となった大河出演への意気込みや、主演を務める吉沢亮との芝居で感じたことなどについて語った。

【写真】安藤政信、市原隼人らが撮り下ろし!板垣李光人の1st写真集

 「日本資本主義の父」と称され、新一万円札の顔としても注目される実業家・渋沢栄一(吉沢亮)の波乱に満ちた生涯を描く本作。徳川昭武は、第9代水戸藩主・徳川斉昭(竹中直人)の十八男。江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜(草なぎ剛)とは異母弟の関係で信頼も厚く、慶喜の名代として、パリ万国博覧会に出向く際、随行した栄一と出会い、特別な絆を結ぶ。

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 板垣にとっては「花燃ゆ」以来、2度目の大河ドラマ出演となったが、昭武はオーディションで勝ち取った役柄だ。現在19歳の板垣は「10代で2回も大河ドラマという大きな作品に参加させていただけるなんて、すごく贅沢だなと思いました」と笑顔を見せると「大河ドラマは関わる人数も多いし、漂う空気感も独特。(吉田松陰の幼少期を演じた)前作は、年齢もかなり若かったので、ある意味で緊張していなかったのですが、今回の方がより責任感を持って臨んでいます」と変化を述べる。

 昭武という人物については、演じることになるまで、あまり知らなかったという板垣。文献や写真などを調べ「気高そうな印象」を持ち、「徳川昭武は14歳で、日本という国を背負ってパリに行くのですが、それだけ慶喜からも信頼が厚い人。演じるうえでは、そうした聡明さやカリスマ性を意識しました」とイメージを語る。

 とりわけ重要だったのが、時代劇の所作をしっかりと自分のなかに叩き込むこと。特に「昭武は身分の高い人なので、武家の動きが自然に見えなければ嘘になってしまう」と入念に台本を読み込み、一つ一つの仕草に感情を乗せ、丁寧に演じることを心掛けた。

 パリ万博で出会う吉沢とのシーンについては「これまでもいろいろな作品で吉沢さんの芝居を観させていただいていましたが、お会いして芝居をしたとき、すごく目が素敵でキレイだなと感じました。初めて見る世界にキラキラと目を輝かせているかと思えば、未来を見据え鷹のように鋭いときもあり、引き込まれました」と感想を述べる。

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 撮影の合間も、吉沢はいろいろと板垣のことを気にかけてくれていたという。「僕がちょうど情報番組(日本テレビ系「ZIP!」)でパーソナリティをやっていたとき、朝2時半起きだったのですが、吉沢さんも以前同じ番組を担当されていたので、すごく心配し、声をかけてくださったんです。とても優しい方です」

 当初、海外での撮影も視野に入っていたパリ万博のシーンは、現状を鑑みて、CGを駆使したグリーンバックでの撮影となった。「皇帝ナポレオン三世に謁見するシーンなどは、宮殿だと周囲にたくさん人がいて、歩みの音も響き渡ると思うのですが、それを全て自分の想像力で演じなければいけないので、とても高い集中力を求められました」と撮影の裏側に触れると、「このシーンは、日本の歴史を背負って、先頭を歩く場面なので、昭武にとっても非常に大きな出来事。格好良いシーンになっていればいいなと思っています」と笑顔で語っていた。

 また板垣は、「昭武には近しい家臣がたくさんいるなか、身分の違う栄一をなぜ信頼したのか」と切り出し、「昭武の父・斉昭はある意味で非常に頭の固い人物。そこで育った昭武にとって、栄一の柔軟な考え方は新鮮で、大きな感銘を受けたんだと思います。身分を超えて栄一に心動かされる昭武に注目してほしいです」と栄一とのシーンを見どころにあげていた。(取材・文:磯部正和)

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