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錦戸亮、吉田大八監督との再タッグに喜び!信頼し合う2人の関係性

吉田大八監督と錦戸亮
吉田大八監督と錦戸亮 - 撮影:上野裕二

 錦戸亮吉田大八監督が、Amazon Music の新企画「Music4Cinema」プロジェクト内のショートフィルム『No Return』で、映画『羊の木』(2018)以来のタッグを組んだ。お互いに信頼し合う2人が、本作の制作を振り返った。

大人の色気増す…錦戸亮インタビューカット

 「音楽×短編映画」という組み合わせで、4つのオリジナル作品を制作・配信する本プロジェクトでは、4人の監督が、「現代ユースの視点」をテーマにオリジナル脚本を手掛け、各アーティストが楽曲を書き下ろす。4本の作品のうちの1つ、30代半ばの男の夢の話を描く『No Return』の主演と主題歌を錦戸、監督・脚本を吉田監督が担当した。

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 この企画の話を聞いた吉田監督は、「まず必要なのは、主演俳優と音楽をつくる人。一人で両方できる人をすぐ思い出して、彼向きの企画なんじゃないか」と錦戸にオファー。『羊の木』以来、錦戸とは連絡を取り合っていたという監督は、「最近の彼の活動は音楽が中心でしたけど、演技への気持ちを感じることも多かったし、ちょうどいいチャンス」と考え、「錦戸くんのこんな顔が見たい、こういう状況に置くとどういう顔をしてくれるかな、とか楽しく想像しながらあっという間に(脚本が)書けたんです」と当て書きをしたことを明かす。

 一方の錦戸は、「僕自身、ここ数年で環境がガラッと変わりました。セリフっていうものを全然言っていなかったので、純粋に嬉しかったです。すぐ『やります! やりたいです!』と返事をさせていただきました」と笑顔を見せる。

錦戸亮
錦戸亮 - 撮影:上野裕二

 久しぶりにセリフを発する喜びはあった錦戸だが、「演技をして『楽しいな』というのは正直まったくないです。いままで『楽しいな』と思いながらセリフを言ったことはないです」と告白。「撮影したものがつながって、できあがったものに対してはありますが……。もちろん、セリフを言える環境に置かせていただけた、というのはすごく幸せなことですし、嬉しいことです。でも、いざセリフを言うときに、しみじみそのことを考えて言っていたら(演技が)変になっちゃいますよね(笑)。でも、撮影が終わって作品を観て、(取材などで)お話を聞いていただける環境にいることはとてもありがたいです。観てくれる人がいてすべて成立することだと思うので、早くみなさんにお届けできたらいいです」とその理由を述べる。

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 錦戸の言葉にうなずく吉田監督は、「演技そのものに興味があるのではなく、仕上がりというゴールを共有してくれる感覚は僕にとってもありがたい。現場では、監督の僕を100%信頼して委ねてくれているということだから」と柔和な表情を浮かべる。

 また、本作のために、監督から作品のための楽曲制作の依頼を受けた錦戸は、「物語に向けて楽曲制作をする、ということがなかったので、どこまで(監督の気持ちに)応えられるのか、どこまで自分ができるのか正直わからなくて。どういう思いを伝えたいというよりかは、なによりも応えたいという気持ちが大きかったです」と試行錯誤を重ね、約3か月かけて楽曲「ジンクス」を作り上げた。

 楽曲制作や演技を含め、求められるものに応えようとする錦戸について、吉田監督は「(ものごとを)プロデュースする目線がある」と分析。それを受けた錦戸は、これまでの活動や築き上げてきたことも含め、「プロデュースしているつもりはないんです」とやんわりと否定。「自分がやりたいこととと、形になったときにそれがプロデュースと言われることはたまたまなだけです。好きなことを追い詰めていたら、そういう風になっていっただけと思います。あとは、どうやったら成立できるのか、というのは考えます。地に足ついてないようなことばっかり言ってもしょうがない。今の僕にできる最大限のもてなしじゃないですけど、自分から提示できることの見極めをしようとしてるんじゃないですかね」と自身を冷静に見つめる。

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吉田大八監督
吉田大八監督 - 撮影:上野裕二

 錦戸の声に耳を傾ける吉田監督は、「監督の要求にその場で応えるのが最大のパフォーマンスだ、ということを身体の芯で理解している。それはもちろん信頼がベースにあってこそなんですけど。その見極めの早さみたいなことは、ここ数年の話じゃなくて、彼のキャリアの早い時期から、習慣というか訓練というか。そういう環境のなかで身に付いたものなのかな」と改めて考え方も含めて信頼している様子を見せていた。

 ちなみに、錦戸は劇中の「続けて、歌」というセリフについて、「『これ、大八さんが言ってるみたい』と思いました(笑)」と監督に語り掛けられているようだと感じたそう。監督は、「『羊の木』以降の彼との付き合いの中で、環境が変わることへの不安も多少は想像できたし、普通に、年上の人間としての気持ちが多少にじんだ部分はあるのかも」と無意識のうちに錦戸へのエールとも捉えられるような脚本になっていたと語っている。(編集部・梅山富美子)

「Music4Cinema」プロジェクト内のショートフィルム『No Return』は Amazon Music、Amazon Prime Video、Amazon Music 公式YouTubeアカウントにて7月14日から配信

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