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初の女性ガンマン誕生秘話!『カラミティ』日本語吹替版予告

藤井フミヤも絶賛!アニメーション映画『カラミティ』
藤井フミヤも絶賛!アニメーション映画『カラミティ』 - (C) 2020 Maybe Movies ,Norlum ,2 Minutes ,France 3 Cinema

 アニメーション映画『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』のレミ・シャイエ監督が手掛ける最新作『カラミティ』(9月23日公開)より、日本語吹替版の予告編映像が公開された。

『カラミティ』日本語吹替版予告

 本作は、西部開拓史上、初の女性ガンマンとして知られるカラミティ・ジェーンの子ども時代を描く物語。家族とともに大規模な幌馬車隊で西に向けて旅を続けていたマーサ・ジェーンは、父親が暴れ馬で負傷したことで、家長として家族を守らなければならない立場になってしまう。マーサは古い慣習を大事にする旅団の面々と軋轢を生みだしながらも、困難に立ち向かいながら自立していくのだった。

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 今回公開された日本語字幕版の予告編には、主人公マーサ・ジェーン役の福山あさきをはじめ、松永あかね木野日菜木戸衣吹畠山航輔杉田智和上田燿司といった声優キャストが参加。予告では、マーサがさまざまな困難に立ち向かうなかで周囲の大人たちにも影響を与え、その大人たちも少女と共に成長していく姿が描かれている。

 本作では女性は女性らしくという西部開拓時代のアメリカにあって、家族を支えるために髪を切り、ジーンズをはくことを決意するマーサ。彼女は生きていくために必要な乗馬や馬車の運転、投げ縄といった“男の作法”を苦労して習得していく。伝説の女性ガンマン、カラミティ・ジェーンの誕生秘話である本作は、マーサを“ジェンダーレス”な生き方を選択した最初の女性として描いている。

 レミ・シャイエ監督は制作過程においても男女平等を意識していたという。制作スタジオのアニメーターの人数や管理職の男女比、給料の総額などをコントロールし、長期にわたるアニメーション制作では女性アニメーターが制作期間中に産休を取得し、そして復職できる環境も整備されていたとのことだ。(編集部・大内啓輔)

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