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『竜とそばかすの姫』中村佳穂の歌声が「鳥肌モノ」「泣ける」と絶賛の嵐

『竜とそばかすの姫』より中村佳穂が声を担当する歌姫ベル(すず)
『竜とそばかすの姫』より中村佳穂が声を担当する歌姫ベル(すず) - (C) 2021 スタジオ地図

 16日より公開中の細田守監督の新作『竜とそばかすの姫』。本作で主人公のすず/ベルの声を務めたミュージシャン・中村佳穂の演技力、そして圧倒的な歌唱シーンが「鳥肌モノ」と話題になっている。

【写真】豪華声優陣が初日舞台あいさつに集結!

 本作は、高知の田舎町で父とふたりで暮らす内気な17歳の女子高生すずが、50億人以上が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>に<As(アズ)>と呼ばれる自分の分身・歌姫「ベル」として参加し、成長していく物語。母を亡くしてから歌うことができなくなっていたすずが、この世界で再び歌声を披露し、たちまち世界に注目される存在になっていく一方で、<U>の世界で忌み嫌われる竜の姿をした謎の存在に翻弄されていく。

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同じく声優初挑戦の幾田りら演じる親友ヒロちゃん(左)との掛け合いも見もの!

 本作が声優初挑戦となった中村。演技自体も初だったが、幼少期に母を亡くしたトラウマに苦しむ女子高校生すずと、仮想世界でカリスマ的な人気を誇る歌姫ベルという2面性を見事に演じ分けた。とりわけ注目を浴びているのが歌姫ベルの歌唱シーン。劇中では、millennium parade(ミレニアムパレード)の常田大希の作詞・作曲によるメインテーマ「U」をはじめ、「歌よ」「心のそばに」「はなればなれの君へ」などを歌唱。ポイントとなるのは、中村佳穂としてではなくベルとして歌うことだったという。

 普段は学校でも目立たない存在のすずが、<U>の世界で封印していた力強い歌声を解放していくさまは爽快。かねてから中村の大ファンだったという細田監督をはじめ、共演者の佐藤健成田凌らも映画のPRイベントでその才能を絶賛していたが、観客たちからも「惚れ惚れする」「天才」「泣いた」と絶賛の声が続々。『サマーウォーズ』『バケモノの子』などの細田作品にも登場する、巨大なくじらの上で歌唱するシーンはド迫力で、まるでライブを観ているようだという声も多く見られた。

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アフレコ中の様子

 中村佳穂は1992年生まれ、29歳の京都出身のミュージシャン。20歳から本格的に音楽活動をスタートし、2019年にリリースしたアルバム「AINOU」で注目を集め、FUJI ROCK FESTIVALにも二度の出演経験を持つ。2018年公開の映画『神さまの轍 -checkpoint of the life-』では作曲家、音楽家の宮内優里と共に音楽を担当していた。

 7月18日までの公開3日間で動員60万人、興行収入8億9,000万円を超える大ヒットスタートを切った本作。配給元の東宝は、歴代の細田監督作品史上、興収No.1確実としている。(編集部・石井百合子)

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