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寺田心、イメージに囚われない俳優をめざしたい

寺田心
寺田心

 2005年の平成版で主演した神木隆之介からそのバトンを受け継ぎ、映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』で見事に座長を務め上げた俳優の寺田心。手ごわい妖怪を相手に初の本格アクションにも挑戦し、「新しい発見がたくさんありました!」と興奮気味に語る寺田が、本作への熱い思いとともに、13歳の今思う“将来の俳優像”について話をした。

寺田心&神木隆之介の2ショット!

 本作は、1968年版からの三部作、興行収入20億円の大ヒットを記録した2005年版に続く妖怪アドベンチャーの最新作。伝説の妖怪ハンターの血を継ぐ小学生・渡辺ケイ(寺田)は、ある日突然“勇者”に選ばれ、世界危機を救うため妖怪たちとともに大冒険の旅に出る。前作に続き三池崇史監督がメガホンを取り、杉咲花大沢たかお安藤サクラら豪華キャストが個性豊かな妖怪を熱演。神木もケイのクラスの担任役でカメオ出演し、寺田の奮闘を盛り上げる。

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「心くんのままでいい」という神木隆之介の言葉に救われた

 6月で13歳になり、ちょっぴり大人びた表情も見せるようになった寺田。ファンにとっては一抹の寂しさと将来への期待が入り混じる、まさに成長期の真っ只中だが、「実はおばけが苦手で……」とはにかむ姿に、幼いころの“心くん”が見え隠れする。撮影現場に入ってからも、「妖怪を演じる俳優のみなさんの演技や特殊メイクがすごすぎて、最初は本当に怖かった」と吐露する寺田だが、「撮影を何度も重ねながら、なんとか少しずつ慣れていくことができました」と当時を振り返る。

 そんな寺田をさらに勇気づけたのが、前作で主演を務めた先輩・神木だ。「憧れの神木さんと会えたことが、とにかくうれしかったです。共演シーンもあったので、役づくりについていろいろお聞きしたんですが、『心くんのままでいいんだよ。あまり深く考えすぎず、純粋に役を楽しんで』というアドバイスをいただいて、とても気持ちが楽になりました」と嬉しそうな表情を浮かべる寺田。神木から主演を受け継ぎ、「なにか使命感みたいなものを感じていた」という寺田のプレッシャーは、神木の言葉でエネルギーに変わった。

一人空想ごっこが役立ったアクションシーン

寺田心
主演を務めた寺田心

 新しい挑戦もあった。寺田にとっては初の本格アクションだ。「ワイヤーアクションやソードアクションに初めてチャレンジさせていただいたのですが、高いところに吊るされて“シュオーン”って落ちてきて着地したり、剣を構えて力いっぱい“ハァッ!”と振り下ろしたり、もうやることすべてが新鮮で、驚きの連続でした。今までアクションのことをよく知らなかったので、とても視野が広がりました!」と興奮気味に語る。

 成長期ということもあって、撮影前に特に激しいトレーニングはしなかったそうだが、「小さいころから“空想戦いごっこ”をやっていて、一人で鏡と向き合いながら、自分自身と戦ったり、想像上の敵と戦ったりしていたので、そのせいか、アクション監督から『筋がいいね』と褒めていただきました」と笑顔を見せる寺田。「これからどんどん身長を伸ばして、筋肉をつけて、将来はアクションもできる俳優になりたいですね。あ、でも、バッキバキの体ではなく、さりげない細マッチョを目指します(笑)」と夢は膨らむ。

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寺田心の“イメージ”を超えていく俳優になりたい

 「やると決めたことは最後までやり遂げる。そこが主人公ケイとの共通点」と紹介する寺田も、今年から中学1年生。自分自身でも心の変化を感じることがあるという。「今までは、現場へ行くと、どうしていいかわからないことが多かったので、周りの人たちに助けていただきながらがんばってきましたが、少しずつ自分で演技のことを考えたり、表現についてアイデアを出させていただいたり、役に対しての責任感が出てきたように思います」とプロ意識が徐々に芽生えてきたことを明かす。

 俳優業についても、「僕の生きがい」とキッパリ言い切る寺田は、13歳の今現在、演じることが“天職”であることを実感しているようだ。「やったことのない役や、僕と正反対の役をやるときは、とてもワクワクしますね。自分でも気づいていない“引き出し”がどこかにあるんじゃないかと。だから、新しい役に挑戦することが本当に楽しい!」と声を弾ませる。さらに寺田は、「応援してくださるファンのみなさんあっての僕だとわかっているのですが……」と感謝の気持ちを伝えつつも、パブリックイメージをあえて打ち破っていく姿勢も垣間見せる。

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 「もしもファンの方々が『その役は僕のイメージと違う!』と思われたとしても、その思いを超えられるくらいのお芝居で、みなさんの期待に応えていきたいです。たとえば、俳優として尊敬する渡辺謙さんのように、演じる役を完全に自分のものにできたら、きっと感動していただけると思うし、認めていただけると思うので」。そう語る寺田の目力にただならぬ気迫を感じたのは気のせいだろうか? 次の瞬間、スイッチが切り替わるように、満面の笑顔で場をなごませる寺田がそこにいた。(取材・文:坂田正樹)

映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は8月13日より全国公開

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