なら国際映画祭、ワクチン接種済証等で割引対応
9月18日から20日まで奈良県で開催される「なら国際映画祭 for Youth 2021」では、新型コロナウイルスワクチンの接種済証や検査での陰性証明の確認で、料金が割引される。
なら国際映画祭では、政府が11月に向け行動制限緩和策の具体化を進める中、今後のイベント実施のあり方を先行提示。ワクチン接種証明書等（接種済証・接種記録書）の提示、または、上映当日72時間前までの抗原検査等での陰性証明で、割引として通常料金より500円バックでの来場となる（電子チケット購入済みの人も対象）。
同映画祭エグゼクティブディレクターの河瀬直美監督は「ウィズコロナで本イベントを終え、成功例を示していくことが、今後のイベント実施のあり方を先行提示にする上でも、とても大切だと考えています。割引対応は、私たちにとってもチャレンジです！ しかしながら、映画の光によって希望や勇気を届けるために、その光を絶やさないために、皆様と共に創る映画祭でありたいと思う形の表れです」などと思いを明かしている。
芸術の力で次世代を担う子どもたちの応援プロジェクトとして開催される「なら国際映画祭 for Youth 2021」。感染症対策として、会場となる東大寺総合文化センターの金鐘ホール入り口で全観客に対して検温を実施し、37.5度以上の発熱が見られた場合は入場の取り止めを要請するなど、「映画館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に基づいた複数の対策を講じる。（清水一）
映画作家／なら国際映画祭エグゼクティブディレクター河瀬直美のコメント
なら国際映画祭 for Youth 2021にお客様が安心してご来場いただき、若いクリエイターの情熱を生身で体感していただくことは、未来を形作るとても素晴らしい営みであると考えました。
ウィズコロナで本イベントを終え、成功例を示していくことが、今後のイベント実施のあり方を先行提示にする上でも、とても大切だと考えています。
割引対応は、私たちにとってもチャレンジです！ しかしながら、映画の光によって希望や勇気を届けるために、その光を絶やさないために、皆様と共に創る映画祭でありたいと思う形の表れです。
なら国際映画祭 for Youth 2021
幕開けです。
