河瀬直美×ジャ・ジャンクー、日中合作『再会の奈良』公開決定
世界の映画祭で高い評価を得てきた河瀬直美とジャ・ジャンクーがエグゼクティブプロデューサーを務める日中合作映画『再会の奈良』が、日中国交正常化50周年の節目となる2022年の2月4日に公開されることが明らかになった。
奈良を舞台に、中国残留孤児の娘と母の60年にわたる絆を描く本作。主演を務めるのは、『哭声/コクソン』『MINAMATA-ミナマタ-』など、世界を舞台に活躍する國村隼。ウー・イエンシュー、イン・ズー、永瀬正敏、劇団EXILEの秋山真太郎など、日中を代表するキャストが共演する。中国出身のポンフェイが監督・脚本を手掛ける。
あわせて公開された日本版オリジナル・ポスターには、孤独な元警察官の一雄(國村)と養女・麗華を探しに単身中国からやって来た陳ばあちゃん(ウー・イエンシュー)、そしてシャオザー(イン・ズー)の3人が秋の奈良の紅葉を背景に並んで歩く姿が切り取られている。「異国を歩く。娘の本当の名前を探す旅。」というキャッチコピーが添えられ、麗華を探す3人の不思議な縁を感じさせるデザインに仕上がっている。(今井優)