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竹内涼真&横浜流星W主演で「アキラとあきら」映画化 初共演で対照的な銀行マンに

竹内涼真&横浜流星が劇中の衣装をまとったティザービジュアル
竹内涼真&横浜流星が劇中の衣装をまとったティザービジュアル - (C)2022「アキラとあきら」製作委員会

 「半沢直樹」「陸王」などで知られる作家・池井戸潤の「アキラとあきら」が、竹内涼真横浜流星のダブル主演で映画化されることが24日、明らかになった。同じ名前を持ちながら対照的な2人の若き銀行マンに降りかかる試練を描く物語で、竹内が父親の経営する町工場が倒産し、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた瑛(アキラ)に。横浜が、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続ける彬(あきら)にふんする。竹内と横浜は本作が初共演となり、監督を『ソラニン』(2010)、『僕等がいた』(2012)などの三木孝浩が務める。2022夏、全国東宝系で公開予定。

【写真】連ドラ版「アキラとあきら」のキャスト

 原作は、2017年に徳間書店から文庫が発売されるや否や、全国書店・ネット販売にて小説部門売上1位を記録し、50万部の売上を突破。同年、WOWOWで向井理斎藤工の主演により連続ドラマ化され、第34回ATP賞テレビグランプリを受賞した。2020年8月には集英社から文庫(上下2巻)が再販され、累計発行部数約70万部を突破している。

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原作書影(上巻)

 日本を代表するメガバンク「産業中央銀行」に、新入社員として入社した山崎瑛(竹内)と階堂彬(横浜)。瑛は人を救うバンカーになりたいという理想に燃え、彬は情を排除して冷静沈着に仕事をこなしていた。ライバルとしてしのぎを削っていた2人だが、とある案件で自らの理想と信念を押し通した瑛は左遷されることに。かたや、順調に出世していた彬にも親族同士の骨肉争いという試練が立ちはだかり、グループの全社員とその家族4800人の人生が懸かった危機的状況下で、2人の人生が再び交差していく。

 竹内にとって池井戸作品はドラマ「下町ロケット』(2015・2018)・『陸王』(2017)に続き3作目の出演で、初主演。初のバンカー役となり、来年2月にドラマ「君と世界が終わる日に」シーズン3がHuluで配信される。一方、横浜は池井戸作品初参加。12月に映画『あなたの番です 劇場版』の公開を控えるほか、来年は1月期のTBS×イスラエル共同制作日曜劇場「DCU」、Netflixドラマ「新聞記者」、主演映画『嘘喰い』、映画『流浪の月』などが待機中。

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 撮影時期は、2021年7月~9月。脚本はドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(2016)、ドラマ「君と世界が終わる日に」(2021/シーズン1&2)などの池田奈津子。三木監督と竹内、横浜はそれぞれ2度目のタッグとなり、竹内とは『青空エール』(2016)、横浜は『きみの瞳が問いかけている』(2020)以来。

 竹内、横浜、三木監督、原作者・池井戸、青木泰憲(企画・プロデュース)のコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)

竹内涼真(山崎瑛役)

 池井戸さんの作品に出演させて頂くのは3度目で、ご縁があるなと感じています。過去2作では企業側の立場でしたが、今作で初めて銀行マンを演じさせて頂きます! 大きな壁にぶち当たり、苦しんで、時にぶつかり合って奮闘するリアルな姿を表現することにこだわり、現場で三木監督や流星君と話し合いながら、気持ちを込めて撮影しました。全国の働くみなさんにエールを送れるような映画になっていると思います。是非スクリーンでご覧いただけたら嬉しいです!

横浜流星(階堂彬役)

 池井戸さんの作品は以前から好きだったので、参加することができ、嬉しいです。大企業の御曹司でありながら銀行員ということで、姿勢や立ち振る舞い、堂々とした存在感を意識していました。銀行員としても一から学びました。竹内くんとは見つめ合うシーンが多く、「照れるね」と笑いながらも熱く意見を交わし合い、2人の関係性を作っていきました。生まれも育ちも違い宿命を背負い、運命に抗って生きてきた2人が出会い、お互いを認め合い、刺激しあいながら苦悩と向き合い、手を取り合う。そんな2人のライバルでもあり硬い絆で結ばれている関係性は台本を読んで、素敵だなと思ったし、心が熱くなりました。スピード感がありラストにかけて高揚感を感じてもらえると思いますのでお楽しみに。

三木孝浩(監督)

 この作品は、出自の異なる二人の青年がそれぞれの宿命を背負いながらもお互いライバルとして認め合い、意識し合い、トップバンカーを目指して成長していく物語です。矜持の違いを火花を散らしながらぶつけ合う姿は、竹内涼真と横浜流星という今まさに勢いある二人の俳優の熱量とシンクロして現場で何度も心滾る瞬間がありました。この熱きカタルシスをぜひ映画をご覧になる皆さんにも味わっていただけたら嬉しいです!

池井戸潤(原作者)

 これは、良きライバルであり、友人でもあるふたりの青年が、それぞれの運命にあらがい、様々な試練に立ち向かう青春の物語です。貧しい家庭で育ちながら愛情深く真っ直ぐで力強い「アキラ」を竹内涼真さんが、裕福な一族の御曹司ゆえに過酷な運命を背負う「あきら」を横浜流星さんが、どのように演じ魅せてくれるのか楽しみでなりません。人生の荒波に漕ぎ出す「アキラとあきら」に、スクリーンで出逢える日を心待ちにしています。

青木泰憲(企画・プロデュース)

 対照的な宿命を背負った二人の青年の試練と成長を描いた本作は、銀行を舞台にしながらも“青春小説”としても楽しめる作品だけに映像化にあたってはキャスティングがとても重要でした。父の会社の倒産、夜逃げなど“運命”に翻弄され続けながらも理想を捨てなかった男、山崎瑛役については、ひたむきな情熱、真っ直ぐな誠実さ、正義感。名家の御曹司ゆえ約束された次期社長という“宿命”に抗い続ける男、階堂彬役については、クールな中に秘めた優しさ、聡明さ、清潔感。それらを意識しながらキャスティングしました。また二人に共通しているのは、最後まで諦めない芯の強さだと思います。熱い感情を持った役柄を数多く演じ、内から溢れ出る情熱を感じさせる竹内涼真さん、武道で身に着けた美しい所作に加え、醸し出す雰囲気に芯の強さを感じる横浜流星さんなら間違いなく山崎瑛と階堂彬を体現し、池井戸さんがこの作品に込めた思いを観客に届けてくれると確信しました。人はなぜ生きるのか。何に情熱を傾け、何を成し遂げるのか……。二人の主人公が苦悩しながらも成長していく過程を見守ってほしいと思います。

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