『あなたの番です 劇場版』初登場1位！若い女性を中心にヒット
映画週末興行成績
原田知世＆田中圭主演の大ヒットドラマの劇場版『あなたの番です 劇場版』が、13日に興行通信社より発表された全国映画動員ランキングで初登場首位に輝いた。土日2日間で観客動員24万4,000人、興行収入3億4,200万円。原作ドラマファンの若い女性を中心に集客し、初日から3日間の累計では動員32万人、興収4億4,700万円をあげるスタートを切った。
ドラマ「あなたの番です」は日本テレビ系で2019年4月期に放送。ネット上で犯人考察などが巻き起こりTwitter世界トレンド1位を5度獲得し、最終回の総合視聴率は25％を記録するなど話題を呼んだ。劇場版では、“交換殺人ゲームが始まらなかった世界”というドラマ版と異なる設定の物語が描かれる。ドラマ版に引き続き企画・原案を秋元康、監督を佐久間紀佳が担当。原田、田中のほか西野七瀬、横浜流星らが続投し、新キャストとして門脇麦、酒向芳らが加わっている。
先週首位でスタートを切った『ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は2位。土日2日間で動員16万9,000人、興収2億4,900万円、累計では動員76万人、興収11億円を突破している。先週2位の『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM Record of Memories』も、ワンランクダウンも土日2日間で動員7万9,000人、興収2億3,800万円、累計では動員98万人、興収31億円を突破するヒットとなっている。
新作では、7位に『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督によるサイコホラー『ラストナイト・イン・ソーホー』が初登場。1960年代ロンドンのファッション、音楽、そしてホラー映画への愛を込めたタイムリープもので、ロンドン・ソーホーの異なる時代に生きる二人の女性を、『ジョジョ・ラビット』『オールド』などのトーマシン・マッケンジーと、Netflixドラマ「クイーンズ・ギャンビット」で脚光を浴びたアニャ・テイラー＝ジョイが好演。
今週は、キアヌ・リーヴス主演の大ヒットSFアクションシリーズの新作『マトリックス レザレクションズ』、第71回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリを受賞した濱口竜介監督の新作『偶然と想像』、見た目は赤ちゃん、知能は大人の主人公が騒動を巻き起こすアニメの続編『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』、『仮面ライダー』シリーズ50周年を記念し、歴代のダークライダーやレジェンドライダーなどが集結する劇場版『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』などが公開される。（編集部・石井百合子）
【2021年12月11日～12月12日の全国映画動員ランキングトップ10（興行通信社調べ）】※（）内は先週の順位
1（初）『あなたの番です 劇場版』：1週目
2（1）『ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ』：2週目
3（2）『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM Record of Memories』：3週目
4（3）『ミラベルと魔法だらけの家』：3週目
5（4）『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』：6週目
6（5）『そして、バトンは渡された』：7週目
7（初）『ラストナイト・イン・ソーホー』：1週目
8（7）『劇場版 ソードアート・オンライン －プログレッシブ－ 星なき夜のアリア』：7週目
9（6）『劇場版 きのう何食べた？』：6週目
10（8） 『ディア・エヴァン・ハンセン』：3週目
