「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展、明日18日から東京で開催！Sexy Zone松島聡が見どころ語る

　「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展が東京ステーションギャラリーにて、明日12月18日より2022年3月27日まで開催される。開幕直前となる17日にオープニングイベントが行われ、大のハリポタファンとして知られるSexy Zone松島聡が見どころを語った。

【画像】松島聡が登場！「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展の様子

　大英図書館によって企画された本展は、2017年から2019年にかけてロンドンとニューヨークで好評を博し、今年秋には兵庫県立美術館でも開催されたもの。「ハリー・ポッター」の魔法世界の成り立ちの背景にある魔術や呪文、占い、錬金術などに関して、人類が何世紀にもわたって記述してきたさまざまな書物や資料からその魔法の歴史をひもといていく。「魔法薬学」「薬草学」「呪文学」「天文学」「占い学」「闇の魔術に対する防衛術」「魔法生物飼育学」などハリーたちが通ったホグワーツ魔法魔術学校の科目に沿って全10章で構成されている。

　松島は「どれもすてきなんですよ。どれもシリーズに関わってくるものなので」と迷いながらも、一番のお気に入りは第1章「旅」だったと明かす。「J・K・ローリングさんの直筆原稿だったり、スケッチだったり、当時のタイプされた原稿だったり、そうしたものが飾られていて、苦労して書かれたんだろうなというのを時代背景を感じながら見られたのが面白かったです」

　シリーズ第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」は当初8社から出版を断られており、9社目のブルームズベリー社が出版を決めたのは、同社の最高責任者ナイジェル・ニュートンの8歳の娘アリスがその原稿を読み気に入ったからだ。この章には出版の後押しとなったアリスによる感想文も展示されており、松島は「アリスさんの言葉によってローリングさんの人生は変わったわけですから、そういう裏話も含めて、すごいなって」としみじみ語った。

　「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展では、演出面にも工夫がなされている。松島は「クィディッチに出てくる金のスニッチがもしかしたらどこかに飛んでいるかもしれないので、皆さん見つけていただけたら（笑）。個人的に大好きだったのは、トレローニー先生の紅茶占いを連想させるようなメルヘンチックなティーカップが浮いている場所。自分が魔法にかかったかのような気持ちになれるので、そういった仕掛けも楽しんでいただけたら」とアピール。“透明マント”の展示については、「僕には見えましたね！　限られた人にしか見えないらしいですけど、僕には見えちゃいました」と笑った。

　「薬草学」のエリアにはマンドレイクに関する展示もあり、松島は「マンドレイクはインパクトのある植物で、映画でもわりとメインで出てくるキャラクターでもあるんですけど、マンドレイクの収穫方法だったり、本物のマンドレイクの根が展示されていたりもするので、マンドレイクファン、スプラウト先生ファンの方はぜひそちらもチェックしていただけたらなと思います」と呼び掛け、「リアルなのかフェイクなのかその境目がわからなくなる、面白い展覧会だと思います」と本展の楽しみ方を明かした。

　ちなみに現在、丸の内エリアではクリスマスイベント「Marunouchi Bright Christmas 2021『ハリー・ポッター』魔法ワールドからの贈り物」が行われており、ツリーやイルミネーションが魔法ワールドの世界観で表現されている。松島はすでにこちらもチェック済みだといい、「実はプライベートで見させていただきまして（笑）、本当にポッタリアンにはたまらない空間でした。展示会もそうですし、今は世の中がハリー・ポッター祭りなので、その瞬間に立ち会えたことがうれしいです」と映画『ハリー・ポッターと賢者の石』20周年の盛り上がりを全力で楽しんでいた。（編集部・市川遥）

「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展は東京ステーションギャラリーにて12月18日より2022年3月27日まで開催　※日時指定の事前予約制