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おバカ軍団の過激パフォーマンス『ジャッカス』新作が首位デビュー

全米ボックスオフィス考

映画『ジャッカス・フォーエバー(原題)』USプレミアにて
映画『ジャッカス・フォーエバー(原題)』USプレミアにて - Axelle / Bauer-Griffin / FilmMagic / Getty Images

 先週末(2月4日~2月6日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、映画『ジャッカス・フォーエバー(原題) / Jackass Forever』が興行収入2,315万4,388ドル(約27億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル115円計算)

【画像】来日時の「ジャッカス」ジョニー・ノックスヴィル

 『ジャッカス』シリーズは、体を張った過激なパフォーマンスで知られるおバカ軍団ジャッカスが、あらゆるバカバカしい行為を公衆の面前で実践して人気を博したリアリティー番組の劇場版。劇場映画は、スピンオフも含めるとこれで5作目となる。製作費は1,000万ドル(12億円)ほどなので、すでに黒字となるヒットだ。若者をターゲットにする戦略も当たり、Varietyによると18歳~34歳が観客の67%を占めたのだという。意外にも批評家からの評価も高い。

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 『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』などのローランド・エメリッヒ監督によるディザスター映画『ムーンフォール(原題) / Moonfall』は、興収986万8,997ドル(約11億3,000万円)しか上げられず2位デビュー。1億4,000万ドル(約161億円)という製作費をかけながら、『ジャッカス・フォーエバー(原題)』に敗れてしまった。出演はハル・ベリーパトリック・ウィルソンなど。

 公開8週目の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は興収950万7,325ドル(約10億9,000万円)と僅差で3位となった。累計興収は7億4,885万8,932ドル(約861億円)に達している。(編集部・市川遥)

2月4日~2月6日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ジャッカス・フォーエバー(原題) / Jackass Forever』
2(初)『ムーンフォール(原題) / Moonfall』
3(1)『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
4(2)『スクリーム(原題) / Scream』
5(3)『SING/シング:ネクストステージ
6(5)『キングスマン:ファースト・エージェント
7(4)『リディーミング・ラブ(原題) / Redeeming Love』
8(7)『アメリカン・アンダードッグ(原題) / American Underdog』
9(6)『355
10(9)『リコリス・ピザ

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