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松岡茉優、宇宙旅行に一緒に行きたいのはスネ夫

松岡茉優
松岡茉優

 女優の松岡茉優が20日、都内で行われた『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021』(3月4日公開)完成報告会見に来場、一緒に宇宙旅行に行きたいのはスネ夫だと告白するひと幕もあった。この日は松岡と同じくゲスト声優を務めるミルクボーイ内海崇駒場孝)、山口晋監督も来場した。

【写真】松岡茉優、ミルクボーイらドラえもんと対面に沸く

 1985年に公開された『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スターウォーズ)』のリメイクとなる本作は、小さなロケットの中から現れた小さな宇宙人パピと宇宙のかなたにある故郷の星を守るため、ドラえもんとのび太たちが奮闘する物語。昨年3月5日に公開予定だった本作だが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりおよそ1年越しで公開されることとなった。

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 本作で、オリジナルキャラクターとなるパピの姉ピイナの声を担当する松岡。もともと「ドラえもん」の大ファンだったという松岡は、オファーに初めはプレッシャーもあったというが、「リアルタイムで観ているお子さんたちからしたら、おじいちゃん、おばあちゃんの世代から長く愛されている作品なので、わたしに務まるんだろうかという不安もあったんですけど正直なところ、電話越しに『やった!』と言ってしまいました」と笑顔。「今回はオリジナルキャラクターということで、監督や演出の方々から、とにかく優しいだけでなく、強くてたくましい女性を演じてほしいという風に言っていただいて。たくさんテイクを重ねてくださいました。こういう風にやってみましょうとか、こういった声の出し方はできますかと、普段、声の仕事をしていないわたしに手取り足取り教えていただいて。それがすごく励みになりました」と充実感をにじませる。

 それを聞いた山口監督も「僕の勝手な思い込みかもしれないですが、すごく女優魂のようなものをいただいたと思っております。甘くてかわいい声だけでは今回のキャラクターは務まらない。しっかりと背骨の入った、筋の通った芝居をしていただいてうれしかったです」と松岡の演技を称賛した。

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ジャイアン、スネ夫らおなじみのキャラクターも登場!

 1年の公開延期について、「夏休みに公開できるかなといううわさもありましたし、夏休みの大冒険の物語ですからリアルタイムに楽しめるのもいいなとは思っていました」と感じていたという松岡。「でもあらためて見返してみて、一歩を踏み出す勇気とか、諦めない気持ちとか、仲間たちの絆とか、進級や就職などがある春にピッタリな作品だなと思いました。ぜひこれを観てもらって、パワーをチャージして新生活を頑張ってほしい。頑張る勇気を持ってもらえたら」と呼びかけた。

 イベント中盤には映画公開を祝してドラえもんをはじめとしたレギュラーキャスト(着ぐるみ)が登場。これには登壇者たちも大喜びで、ミルクボーイの内海も「ここにいたら自然と笑顔になるね」と笑顔。レギュラーキャストたちから登壇者が質問を受ける一幕もあり、松岡がスネ夫に「この中で一緒に宇宙旅行に行きたいメンバーは?」と質問されると、「わたしはスネ夫くんに励まされるシーンがあって。スネ夫くんが迷ったり、戸惑ったりするところを隠さずに言ってくれたから、きっと宇宙に行っても弱音を吐き合えるんじゃないかなと思って。スネ夫くんと一緒に行かせてください」と回答。大喜びのスネ夫は「これはプロポーズと考えていいですか!」と先走るも、周囲から「早い早い」と諭され、「お友だちからお願いします」ということになった。(取材・文:壬生智裕)

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