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怪作!『RAW』監督のパルムドール受賞作、場面写真公開

『TITANE/チタン』より
『TITANE/チタン』より - (C)KAZAK PRODUCTIONS - FRAKAS PRODUCTIONS - ARTE FRANCE CINEMA - VOO 2020

 『RAW 少女のめざめ』のジュリア・デュクルノー監督が第74回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞した『TITANE/チタン』(4月1日公開)の場面写真が24日、公開された。

【写真】頭部にチタンを埋め込まれる少女…『TITANE/チタン』場面写真

 本作は、幼い頃、交通事故により頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれた女性アレクシアの数奇な運命を描く物語。彼女はそれ以来、車に異常に執着するようになり、危険な衝動に駆られるように。やがて自らの犯した罪により行き場を失った彼女はある日、消防士のヴァンサンと出会う。10年前に息子が行方不明となり孤独に生きる彼に引き取られ、奇妙な共同生活を始めるが、彼女は自身の体に重大な秘密を抱えていた。

 デュクルノー監督の長編2作目となる本作。公開された場面写真には、睨みつけるような形相で髪を束ねるアレクシアをはじめ、火事現場で「あるもの」を見つめる消防士のヴァンサン、頭にチタンを埋め込まれ固定器具をつける幼少期のアレクシア、そして燃え上がる炎を見つめるアレクシアの姿が収められている。(編集部・石井百合子)

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