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花江夏樹、尊敬する先輩・梶裕貴をイジる!

梶裕貴と花江夏樹
梶裕貴と花江夏樹

 人気声優の花江夏樹梶裕貴が26日、都内で行われたアニメーション映画『グッバイ、ドン・グリーズ!』の公開御礼舞台あいさつに登壇した。前回のイベントでは、主人公ロウマを演じた花江とトト役の梶が、先輩後輩の関係でありながらリスペクトし合う仲であることを明かしていたが、この日は花江が梶をイジる展開で会場を盛り上げた。

ポーズを決める梶裕貴&花江夏樹【写真】

 本作は、アニメ「宇宙よりも遠い場所」の監督いしづかあつこ、アニメーション制作のMADHOUSE、キャラクターデザインの吉松孝博が再び組んだ冒険アニメ。3人の高校生が夏休みに山火事の犯人と誤解されてしまい、無実の証拠を探しに旅立つ。

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 物語にちなみ、学生時代の葛藤を問われた梶は、「いろんな葛藤をしてきましたし、今も葛藤のさなか」と明かしつつ、小学生時代にサッカーやエレクトーン、英会話を自ら親にお願いして習わせてもらっていたそうで、放課後、友だちから遊びに誘われると「塾があるから、練習があるから、ごめんねバイバイと言って行く時の葛藤」を思い返していた。

 すると花江は、「小学生で塾に行っているってすごいですね。梶さんが同級生だったらカッケーなと思います。See you! とか言ってきたら、スゲー! 英語習ってる(と思います)」と二本指を立て See you ポーズをとって褒めそやし、梶を「それはないわ。恥ずかしいわ」と慌てさせた。

 また、花江は「勉強がなんの役に立つんだろうと思っていた時期があった」と自身の葛藤について語り、「今になって知りたい欲が増えて、英語なんて特にそうですよね。僕も小学生の時に See you と言っときゃよかったな。積み重ねじゃないですか」とまたもや See you イジり。梶は「言ってないって! 積み重ねてないよ」と全力で否定するも、フォトセッションでは See you ポーズを求める報道陣に、「Good bye にすればよかった。じゃあ Good bye で」と宣言し、笑顔でポーズを決めた。

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笑顔でポーズを決める梶裕貴と花江夏樹

 アフレコ時の様子も紹介する2人。印象的なクライマックスシーンについて、梶は「花江くんの声に涙腺を刺激されました。(演じるトトの)感情が揺さぶられながらも冷静になろうとして、現実をわかってきて……というお芝居は、花江くんとやっていたからこそ生まれたものだと感じました」と回顧。花江も「すごい気持ちでしたね。涙涙で……」と同調し、「あゆ(ドロップ役の村瀬歩)が一番泣いていましたよね」と暴露。梶が、「村瀬くんは自分の出番は終わっていたものの、アフレコを最後まで見届けてくれて、僕たちとしてはぐっとくるものがあったんですけど、録っているときから、あれ? 後ろでこいつ泣いてるなと感じ、リテイクにならないよなと思いながら(収録していた)」と打ち明けると、花江も「すんすんして気になる」と村瀬の純粋な一面を明かして、笑みをこぼしていた。(錦怜那)

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