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「鎌倉殿の13人」に田中直樹、石橋静河、三浦透子、寛一郎、相島一之 4人が大河初出演

左から田中直樹(ココリコ)、石橋静河、三浦透子、寛一郎、相島一之
左から田中直樹(ココリコ)、石橋静河、三浦透子、寛一郎、相島一之

 1日、小栗旬主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)の新キャスト5名が同作の公式Twitterで発表された。源平動乱の時代に公家の頂点に立つ九条兼実(くじょう・かねざね)に田中直樹(ココリコ)、源義経が愛した白拍子・静御前(しずかごぜん)に石橋静河、義経の正妻・里(さと)に三浦透子、源頼家の息子・公暁(こうぎょう)に寛一郎、天才芸術家の運慶(うんけい)に相島一之。田中、石橋、三浦、寛一郎は大河初出演となる。

【写真】石橋静河、菅田将暉と登壇(2018年のイベント)

 本作は鎌倉時代を舞台に、野心とは無縁だった伊豆の若武者・北条義時(小栗)が頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした二代執権に上り詰めていく軌跡を追う物語。脚本は三谷幸喜

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 後白河法皇(西田敏行)や源頼朝(大泉洋)と腹を探り合う九条兼実を演じる田中は、映画『THE有頂天ホテル』以来16年ぶりの三谷作品。大河初出演に「セットに入り、撮影の合間のふとした瞬間に、参加させて頂けている喜びで胸がいっぱいになる時があります」と喜びを語り、「西田さん演じる法皇様のカットがかかるまでのアドリブに笑いを堪えるのが大変です。とにかく最高です」と撮影を楽しんでいる様子。

 静御前役の石橋は、義経役の菅田将暉、里役の三浦透子との共演について「お二人は、役者としてとても頼もしく、一緒にお芝居をしていてすごく楽しかったです。特に三浦さんとは、女同士の戦いが強烈かつコミカルに描かれていて、カットがかかると二人でつい笑ってしまうような、そんな明るい時間でした」とコメント。

 里役の三浦は、大河ドラマ及び本格的な時代劇も初。また三谷作品も初参加と、初づくし。「映画を見て声をかけてくださったとのことで、とてもありがたく嬉しく思いました。静御前のエピソードは知っていましたが、里の存在には今回はじめて触れました。なので、まずはフラットに、三谷さんが書いてくださる里から感じられるものを大事にしようと意識しました。予備知識なしで演じられたのはある意味得だったのかもしれません。大河ドラマ、三谷作品、二つの初めてを一気に味わえたのは贅沢だったと感じています」。菅田とは映画『男子高校生の日常』『チョコリエッタ』などで共に名を連ね、石橋とは初共演。

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 寛一郎演じる公暁は、父・源頼家の無念を晴らすため日本史上に残る大事件を引き起こす人物。寛一郎は「実直であり、感情的であり、若さ故の愚かさもあり、作法があるなか、個人の選択で、あの時代で仇討ちの象徴と言ってもいい彼を、革命児として認識しています。そんな彼を演じられることを嬉しく思います。時代と遊離してしまう彼の心情と近い部分を探して、表現していければと思っています」と意気込みを語る。

 運慶を演じる相島一之にとって、大河は三谷が脚本を務めた「新選組!」をはじめ「平清盛」「花燃ゆ」「おんな城主 直虎」に続いて5度目。これまで数多くの三谷作品に出演しており「三谷作品への特別な想いなんて一言で言えません。私の俳優人生は三谷の作品と共にありました。『12人の優しい日本人』で初めて映画出演。『新選組!』で初めての大河ドラマ。そして(舞台)『コンフィダント・絆』は自分の代表作になりました。三谷がいなければ俳優相島一之はいませんでした」と思い入れの強さを語る。運慶は北条家のため珠玉の仏像の数々を生み出す設定で、相島は「日本を代表する仏師運慶。誰もが名前は知っているのに実はどんな人だったのか誰も答えられない。そんな謎の人物を『鎌倉殿の13人』で演じられることに感動し、とても光栄に思っています」と喜びを表している。(編集部・石井百合子)

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