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金ロー『ローマの休日』早見沙織×浪川大輔の新吹き替え版で放送決定

永遠の名作を新録で吹き替え放送 『ローマの休日』
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 日本テレビ系映画番組・金曜ロードショーは、5月13日に、オードリー・ヘプバーングレゴリー・ペックが共演した不朽の名作『ローマの休日』を、デジタルリマスター版で18年ぶりに放送すると発表した。番組オリジナルの新吹き替え版となり、ヘプバーン演じるアン王女役を早見沙織、ペック演じる新聞記者のジョー・ブラッドレー役を浪川大輔が担当する。

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 1953年(日本では54年)に公開された本作は、ローマ滞在中に大使館を抜け出した某国の王女アンと、彼女が市内を楽しむうちに知り合った新聞記者のジョーの、つかの間の恋を描いた物語。監督はウィリアム・ワイラー。新人だったヘプバーンにアカデミー賞主演女優賞をもたらし、原案賞、衣装デザイン賞を受賞。世界的なヒットとなり、トレビの泉や真実の口といったローマの名所や、ヘプバーンのファッションは憧れの的となった。

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 新録にあたって、早見や浪川のほか豪華声優を起用。カメラマンのアービング役を「ドラえもん」スネ夫役などの関智一、美容師のマリオ役を「鬼滅の刃」鬼舞辻無惨役などの関俊彦、ヘネシー支局長役を「名探偵コナン」目暮警部役などの茶風林が担当する。

 「子どもの頃、声優というお仕事を認識したきっかけが、池田昌子さんの吹き替えのオードリー・ヘップバーン作品を見たことでした」という早見は、本作を担当すると聞いた瞬間「心拍数が上がり、手に汗握って、全身の温度が上がるかのような何とも言えないドキドキと緊張感につつまれました」と告白。「まさかアン王女の役として私がたずさわる事ができるとは、本当に言葉で言い表せないくらい光栄です! こうして話しているだけで、心拍数が上がり、緊張感が走ります…。作品の中のアンの魅力、素敵なところを少しでもお伝えできるよう努めましたので、これを見て素敵な“休日”を過ごして頂けたらと思います。休日と言いつつ金曜日ですが(笑)」とコメントを寄せている。

 また浪川も「すごく嬉しかった一方で、『本当にやるの? できるかな?』と…。グレゴリー・ペックの吹き替えはやった事がなく、とても空気感のある役者さんなので本当に緊張します。でもやはり『嬉しい!』という気持ちが一番強かったです」とオファーを振り返りながら「『名前は知ってるけどちゃんと見た事ない』という方もいらっしゃるかと思いますが、これを見て温かい気持ちになって頂けたら嬉しいです。本当に素敵な映画なので是非見てください!」と視聴者に呼びかけている。(編集部・入倉功一)

『ローマの休日』新吹き替え版(1953)デジタルリマスター版は5月13日よる9時00分~10時54分放送

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