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“逆輸入俳優”木幡竜、中国でのアクションの流儀語る 主演映画『生きててよかった』リハーサル映像公開

速すぎて見えない!?木幡竜『生きててよかった』リハーサル映像 » 動画の詳細

 ドラマ「アバランチ」の敵役で注目を浴びた“逆輸入俳優”木幡竜の主演映画『生きててよかった』(5月13日公開)から、通常表に出ることのないアクションシーンのリハーサル映像(Vコン)が公開。中国でもアクションスターとして名を馳せた木幡が、このVコンを解説しながら、危険なアクションシーンを成功させるために中国でとっていたスタイルなどを明かすインタビューも収められている。

【動画】早すぎて見えない!?木幡竜『生きててよかった』リハーサル映像

 企画・構成から6年を費やした本作は、元プロボクサーの木幡が、「なぜボクサーの多くはセカンドキャリアをうまく築けないのか。なぜうまく社会に適応できないのか」という問いかけを監督にしたことから動き出した。木幡が演じるのは、長年の闘いが体を蝕みドクターストップによって引退を迫られたボクサー・楠木創太。恋人との結婚を機に第二の人生を歩むべくもがき苦しむうちに、自身のファンを名乗る謎の男から大金を賭けて戦う地下格闘技へのオファーを受ける。監督は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞ほか4冠を獲得した『くそガキの告白』(2012)の鈴木太一。アクション監督を『ベイビーわるきゅーれ』(2021)の園村健介が務めた。

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 公開された映像では、木幡が海外での撮影経験をもとに日本アクション映画に風穴を開けるべく挑んだアクションシーンへのこだわりが収められている。日本でアクション映画に臨むにあたって、木幡が初めに監督や制作陣に相談したのは、アクションシーンにおいてはアクション監督に撮影のアングルや編集まですべての権限を受け渡すこと。例えば木幡が出演した『レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳』では、アクションシーンになるとアンドリュー・ラウ監督も現場を離れ、主演とアクション監督を兼任したドニー・イェンが仕切っていたそう。木幡は、アクションの撮影では「スタントマンとの呼吸・信頼関係が本当に大切」だと言い、「中国ではアクションチームとともにタバコを吸い、その時間に交流したり信頼関係を作っていた」と話している。

 また、アクションシーンでは「基本的にはスタントマン同士が演じたものを、俳優がチェックして動きを覚えるもの」だそうだが、本作では撮影までのスケジュールがタイトだったこともあり、木幡がVコンの時点から参加し、練習を重ねた。また日本のスタントマンの優秀さに触れ、Vコン通りのスピードでは「動きが速すぎて早送りしているように見えてしまう」ことがあるそうで、本番ではあえてテンポを抑えていると撮影の裏側を明かした。(編集部・石井百合子)

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