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尾上松也、安田顕、河合郁人が吹替え声優挑戦で“本国からのリクエスト”明かす

安田顕、尾上松也、河合郁人
安田顕、尾上松也、河合郁人

 尾上松也安田顕河合郁人A.B.C-Z)が6日、千代田区内幸町のイイノホールで行われたアニメーション映画『バッドガイズ』特別試写会&吹替キャスト登壇イベントに出席し、吹替えを担当した際の“本国からのリクエスト”について明かした。また、尾上らのほか、吹替えキャストとして長田庄平チョコレートプラネット)、ファーストサマーウイカが来場し、司会・進行はフリーアナウンサーの高橋真麻が担当した。

A.B.C-Z河合郁人のさわやかスマイル!イベントの様子【写真】

 ユニバーサル・スタジオとドリームワークス・アニメーションが手掛ける本作は、世界中で指名手配されている伝説の怪盗集団“バッドガイズ”の活躍を描きだすクライム・コメディー。この日は、ミスター・ウルフ(尾上)、スネーク(安田)、シャーク(長田)、ピラニア(河合)、タランチュラ(ウイカ)という、個性豊かな5人組の吹替えを担当した5人が勢ぞろいする機会となった。尾上も「こうやって勢ぞろいするのは今日がはじめてなので、ワックワクしますね。ヘッヘッヘ。今日はバッドガイズがそろっちゃいましたから、帰りは盗まれないように気を付けてくださいね」とワルい顔で忠告すると、長田も「ワルい顔だなぁ」としみじみツッコミ。

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 さらに安田が「お芝居と違って、吹替えの声はそれぞれ個別に録ったので、皆さんと今日お会いできてすごく新鮮です」と語ると、河合も「まさか自分が映画の完成披露に出るとは思ってなかった。でも今日は長田さんもウイカちゃんも役者スイッチが入ってて」と紹介すると、役者モードで決め顔になった長田とウイカ。その様子に尾上が「長田さん、首やっちゃったんですか?」とツッコんでみせて、ドッと沸いた会場内。河合は「いつもバラエティーでご一緒する方と、映画の完成披露で話すのは新鮮ですね」と付け加えていた。

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長田庄平、安田顕、尾上松也、河合郁人、ファーストサマーウイカ

 本作の吹替えを担当するにあたり、本国からのリクエストがいろいろとあったと明かす登壇者たち。尾上も「本国の方々からの指示が皆さん、なんらかのものがあったと思うんですけど、僕の場合はこの物語の中でもウルフが、善に目覚めてだんだん変わり始めるというのが物語のキーとなってくるので、そこの気持ちの変化を大事にしてくれと言われたので、そこはなんとか表現できるようにというところは気にしました」と述懐。登壇者たちからも「松也さんっぽくなかった」「わからなかった」「自然な演技だった」と口々に称賛のコメントが寄せられた。

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 そしてスネーク役の安田が「本国の方がキャラクターを大事にしているので、一度声を録って送って。それでこういう形でお願いしますと返答が来るんです」と振り返ると、「僕は一番最後に決まったので。キャストについて知っていて。これは絶対にやりたいと思ったものですから。これはスネーク役をやりたいと思って。本国の方の声をそのまま送ったら、声色などはまねしなくていいからと言われて。大事なところは、ひねくれ者で、嫌みっぽくて、悪口を言ったりするところがあるんだけど、そこからかもし出される悲哀とかさみしさとかを期待しておりますと要求していただいたものですから、期待に添えられるようなんとか頑張った感じです」と回顧した。河合も「見ていてさすがだなと思いましたよ」と感心しきり。

 さらに河合は「あまり声は変えなくていいと言われたけど、普段のA.B.C-Zの河合郁人は捨ててくださいと言われて。なるべくアイドルという部分を普段は持っているので、そこを消すのが……」と語るや、「ホントに? バラエティーで会った時もアイドルスイッチ入ってるのなんて見たことない」と長田。ウイカも「今日、(会場のファンが持つ)うちわを見て、そうなんだと思いましたよ」とちゃかしてみせて、会場を沸かせた。

 そんな個性豊かな5人だが、完成した吹き替え版を観たという尾上は「観た時は感動しました。ビックリしましたね。俺たちすごく息が合っているなと思いましたね。だから不思議な感じです」と満足げだった。(取材・文:壬生智裕)

映画『バッドガイズ』は10月7日より全国公開

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