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トム・ハンクスが直談判!実写版『ピノキオ』出演秘話

名優トム・ハンクス演じるゼペット。
名優トム・ハンクス演じるゼペット。 - (C)2022 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved

 Disney+(ディズニープラス)で9月8日より日米同時配信される実写版『ピノキオ』にゼペット役で出演するトム・ハンクスが、ロバート・ゼメキス監督に直談判して出演が決まったことを明かした。

【画像】トム・ハンクス版ゼペット!『ピノキオ』場面写真

 トムは、ゼメキス監督が本作の企画に携わっていると噂を耳にし、自ら「『ピノキオ』を監督するって本当かい? もしゼペット役が決まっていなくて、僕と一緒に仕事をすることが嫌でなければぜひ声をかけてほしい」と出演を志願したという。

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 トムとゼメキス監督は過去に『フォレスト・ガンプ/一期一会』『キャスト・アウェイ』『ポーラー・エクスプレス』で3度タッグを組んでいる。そんな気心が知れた関係のゼメキス監督について、トムは「ほかの誰かがやったようなことをやろうとはしない監督なんだ。彼はいつだって、自分で試行錯誤しながら進める創作プロセスでなければ気が済まないんだよ。それに、いつだってフィルムメイキングのプロセスに新しい手法を取り入れて私に挑戦させてくるんだ」と絶大な信頼を寄せている。

 本作は、「星に願いを」「ハイ・ディドゥル・ディー・ディー」「もう糸はいらない」などの名曲の使い方が素晴らしいというトム。「あれらの名曲は、ただ単にアップデートが可能なだけでなく、別の時代を反映させることができるものに違いないと私は思っているからね。そうしたアイデアがとても気に入ったんだ」とゼメキス監督の手腕を絶賛した。

 一方のゼメキス監督は、トムが演じたゼペット役について「私は、トムが何でもできる俳優であると心から信じているんだ。彼はこの風変わりで孤独なゼペット役に、私には想像もできなかったほどのものを注ぎ込んでくれたよ」とコメントしている。

 ディズニーの名作アニメを実写映画化した本作は、命を授かった木彫りの人形のピノキオが、「本物の人間の子供になりたい」と願い、あらゆる誘惑や試練に挑んでいく姿を描いた夢と魔法のファンタジー。日本語吹き替え版では、トムが演じるゼペット役を江原正士が務めるほか、川原瑛都山本耕史妃海風吉原光夫早見沙織らが参加する。(今井優)

9月8日(木)よりディズニープラスにて独占配信開始

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