スター・ウォーズ『ローグ・ワン』前日譚ドラマ、日本版声優が続投
21日にディズニープラスで配信がスタートする映画『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』の前日譚（たん）ドラマシリーズ「キャシアン・アンドー」で主要3キャラクターの声を担当する日本版声優が発表された。主人公キャシアン役の加瀬康之をはじめ、『ローグ・ワン』の声優陣が続投する。
本作は、『ローグ・ワン』で帝国の究極兵器デス・スターの設計図を奪う決死の任務に挑んだ、反乱軍の情報将校キャシアン・アンドー（ディエゴ・ルナ）の過去を描くドラマシリーズ。エピソード4にあたる『スター・ウォーズ／新たなる希望』の5年前を舞台に、帝国の支配に立ち向かう反乱軍誕生の物語が明かされる。
再びキャシアンの声を担当する加瀬は「まさかキャシアンが主人公として描かれるドラマが制作されるとは思いませんでしたので、『ローグ・ワン』の人気の凄さを改めて実感しました」とコメント。「6年ぶりにキャシアンを再び演じることが決まった時は、緊張と期待が大きかったです。『ローグ・ワン』よりも過去のキャシアンをどう表現して成長させていけるのか……。とにかく挑みました」と明かしている。
さらに、『スター・ウォーズ／ジェダイの帰還』（1983）で初登場し、映画シリーズやアニメ「スター・ウォーズ 反乱者たち」でも活躍する、反乱軍の女性指導者モン・モスマの声を担当するのは、さとうあい。『ジェダイの帰還』（ソフト版）以来、アニメ作品などで幾度もモン・モスマを演じてきた。
反乱軍の誕生を描く「キャシアン・アンドー」では、重要な役割を務めることになりそうなモン・モスマについて「彼女は、常に冷静でクールな女性ですが、しなやかで柔軟な心の強さがある懐が深い女性です。本作ではモスマの私生活、家族のお話にも期待して頂きたいと思います」と新たな姿が描かれることを語った。
そして、過激な戦術から反乱軍内でも危険視される戦士ソウ・ゲレラの声を担当するのは、「新世紀エヴァンゲリオン」や「銀魂」シリーズなどの立木文彦。「数年前『ローグ・ワン』のソウ・ゲレラの声を担当してから、今回またこのドラマで役として再会し演じることができることの喜びを感じています。役との強い縁と、“フォース”を感じます」と喜びを表現する立木は、シーズン2の制作も決定している本作について「今作は、『スター・ウォーズ』のルーツとなる物語ですから、SWファンなら観ないという選択肢は全くもってありません。ぜひ隅から隅まで何回も観てみて下さい。必ず新しい発見があるはずです」とファンに呼びかけている。（編集部・入倉功一）
ドラマ「キャシアン・アンドー」初回3話は9月21日よりディズニープラスにて独占配信
