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キンプリ高橋海人、打ちのめされた日々 20~30テイク重ねたことも

限界突破したという高橋海人
限界突破したという高橋海人

 King & Prince高橋海人(「高」は「はしごだか」)が26日、ザ・リッツ・カールトン東京にて開催された映画『Dr.コトー診療所』(12月16日公開)製作報告会見に出席。長く愛される作品に参加できる喜びと、打ちのめされた悔しさなど、「限界突破した」という撮影現場を振り返った。会見には主演の吉岡秀隆をはじめ、柴咲コウ大塚寧々生田絵梨花泉谷しげる筧利夫小林薫中江功監督も参加した。

【写真】笑顔がかわいい高橋海人『Dr.コトー診療所』会見

 本作は、累計発行部数1,200万部を超える山田貴敏の人気コミックをドラマ化した「Dr.コトー診療所」の16年ぶりの続編であり、シリーズ初となる劇場版。19年前に日本の西端にある志木那島にやってきたコトーこと五島健助(吉岡)、彼と結婚し間もなく子供が生まれる看護師の彩佳(柴咲)らが静かに暮らすなか、島にある変化が起きていくさまを描く。

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Dr.コトー診療所

 高橋が演じるのは、志木那島に2か月間、へき地医療の勉強でやってきた新米医師・織田判斗。ドラマがスタートしてから約20年続く歴史ある作品に参加することになり、「ずっと長く愛されている作品に出演させていただくと聞いたときには本当に嬉しかったのと同時にすごく大きなプレッシャーでした」と率直な気持ちを明かすと「たくさん台本を読んで現場に行ったのですが、周りのキャストさんたちやスタッフさんたちの熱量のすごさや、僕の至らなさがあって打ちのめされて家に帰ったことを覚えています」と述懐。

 悔しさを感じた高橋は、さらにしっかり準備をして現場に臨んだというが、それでも「また打ちのめされて……という日々を繰り返し、まさに自分のなかで限界突破というか、100パーセントを超えて、120パーセント頑張った現場でした」とすがすがしい表情を浮かべると「そんな思いで臨んだ判斗が少しでも作品を彩れたらいいなと思っています」と熱い思いを語った。

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 さらに高橋は「僕自身に求められる水準がとても高かった。皆さんドライのときから、シーンに対して熱心にディベートしている姿を見て、くらいついていこう」と高いモチベーションだったことを明かすが、筧や小林、泉谷など重鎮たちとのシーンでは、20~30テイク重ねたこともあったという。

 高橋の発言に、泉谷は「俺、お前のこと助けたよな」と突っ込むと「本当に監督が厳しくて、みんなが経験していたこと。だから『お前は悪くない、監督が悪い、スタッフが悪い』って言ってやったんだよ。それをちゃんと言いなさいよ」と催促。高橋は「すごく嬉しかったのですが、『監督が悪い』とかいう話になっちゃうとブーメランで僕にかえってきちゃうかもしれないと感じたんです」と述べ、泉谷が「そうかぁ~」と笑うと、二人のやり取りに会場は温かい空気に包まれていた。(磯部正和)

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