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「エルピス」長澤まさみ&鈴木亮平が寄り添う…今夜31日、2話放送!

「エルピス-希望、あるいは災い-」2話より斎藤(鈴木亮平)と浅川(長澤まさみ)
「エルピス-希望、あるいは災い-」2話より斎藤(鈴木亮平)と浅川(長澤まさみ)

 「冤罪事件」をテーマにした踏み込んだ内容から、初回から反響を呼んだ長澤まさみ主演のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(毎週月曜よる10時~)。31日放送の2話では、行方不明になっていた中学2年生の女子生徒が遺体で発見されたことから急展開を迎える。

【画像】「エルピス」浅川は検察側の主張に違和感…2話場面写真

 本作は、深夜の情報番組「フライデーボンボン」のコーナーMCを担当する落ち目のアナウンサー・浅川恵那が、ある事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った自分の価値を取り戻していくストーリー。長澤が、かつて「10年に一人の逸材」ともてはやされ、ゴールデンタイムのニュース番組のサブキャスターとして人気を博しながらスキャンダルを機に地に落ちた主人公・浅川に、眞栄田郷敦が不純な動機からとある事件の調査報道を恵那に持ち掛ける新米ディレクターの岸本拓朗に、鈴木亮平が二人の先輩である報道局のエース記者・斎藤正一にふんする。チーフ演出は「モテキ」「共演NG」などの大根仁、脚本は朝ドラ「カーネーション」や「今ここにある危機とぼくの好感度について」などの渡辺あや

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 初回では、摂食障害に陥るほど追い詰められていた浅川が、岸本がもちかけてきた冤罪疑惑に乗り出すまでが描かれた。「フライデーボンボン」のチーフプロデューサー・村井(岡部たかし)は浅川と岸本が出した企画を「闇にあるもんてのはそれ相応の理由があってそこにあるんだよ。おまえらごときのおもちゃみたいな正義感で手ぇ出していいことじゃねえんだよ」「冤罪を暴くってことは国家権力を敵に回すこと」と一蹴していたが、2話では行方不明になっていた中学2年生の女子生徒が遺体で発見されたことから、いよいよ浅川が動き出すことに。首にはかつて世間を騒がせた連続殺人事件の被害者と同じく絞められた痕があり、遺体発見現場も同じ神奈川県八頭尾山の山中だった。

 当時、犯人として逮捕・起訴された、松本良夫死刑囚(片岡正二郎)の冤罪を訴えていた岸本の言葉にわずかな可能性を見た浅川は、「フライデーボンボン」で過去の事件を調査報道したいと考え、一人で事件を洗い直すことに。そして、当時14歳で、逮捕当日に松本の家で保護されたヘアメイクのチェリーこと大山さくら(三浦透子)が書きためた裁判記録をもとに、松本が殺人を犯したとされる日の足取りを確認すると、検察側のある主張に違和感を覚える。

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 予告動画ではチェリーが浅川に涙ながらに「おじさんがほかの女の子を殺していたなんてありえないと思うんですよ」と訴え、斎藤が「俺はまず君を守る方法を考えるべきだった」、弁護士の木村卓(六角精児)が「権力というのは弱い者を踏み潰すもんですよ」と話す様子が。岸本は相変わらず覚悟を決め切れていない模様。そのほか浅川が斎藤に寄り添う姿もあり、かつて路上キスをすっぱ抜かれた2人の過去も気になるところ。(編集部・石井百合子)

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