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役所広司主演『銀河鉄道の父』の新キャスト発表!一家勢ぞろい

バカ息子ラブ! なティザーポスタービジュアル。
バカ息子ラブ! なティザーポスタービジュアル。 - (C)2022「銀河鉄道の父」製作委員会

 役所広司が主演し、菅田将暉森七菜が共演する映画『銀河鉄道の父』(2023年GW公開)に、坂井真紀田中泯豊田裕大が出演することが決定した。あわせて、宮沢家が勢ぞろいするティザーポスタービジュアルも公開された。

【画像】『銀河鉄道の父』の森七菜、役所広司、菅田将暉

 作家・門井慶喜が直木賞を受賞した同名小説を、成島出監督が映画化した本作は、宮沢賢治の父を主人公に描かれた親子愛の物語。役所が父・宮沢政次郎、菅田が長男・賢治、森が妹・トシにふんする。

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 今回発表になったのは、宮沢家の面々。坂井が賢治の優しくおおらかな母・イチ、田中が政次郎を厳しく育てた父・喜助、豊田が我が道を行く賢治に憧れる弟・清六を演じる。あわせて公開されたティザーポスタービジュアルには、満面の笑みの政次郎を中心に、純朴で健気な表情の賢治、爽やかな笑顔のトシ、穏やかなほほ笑みのイチ、厳格な表情の喜助、真面目な清六という宮沢家6人の顔が並ぶ。そして、「このバカ息子! でもラブだ! 超マジだ!」というコピーが添えられ、一筋縄にはいかない宮沢一家の様子を垣間見ることができる。(今井優)

坂井、田中、豊田のコメントは以下の通り。

坂井真紀/イチ 役

イチは、「人というものは、人のために何かしてあげるために生まれてきたのです」と、子供たちに言葉をかけていたそうです。母というものはどの時代でも、子供を思う気持ち、家族を思う気持ちは、変わらないものです。イチの心を通して見つめた宮沢家は、暖かくて色鮮やかで愛おしくて、「なるほどな」と頷きながら、宮沢賢治の数々の作品を思い出しました。そして、成島組、役所広司さんとの時間は、私の一生の宝物になりました。

田中泯/喜助 役

銀河の星々はすべて主役だと思うが、賢治の祖父であり政次郎の父でもあった男、喜助の死に到る迄の振る舞いに心込めて没入したのでした。はかり知れない人の一生を映画の画面では数度の登場で皆様に感じ取っていただく、何とも不遜で無謀な存在でしょう。撮影されていない祖父喜助のカラダの余白に思い巡らすことが僕の楽しみではありました。楽しかったぁ~。ありがとうありがとう!

豊田裕大/清六 役

宮沢賢治の弟・清六を演じました。自分の意志を貫き自由に生きる兄に魅了され翻弄されながらも、愛し支えていく宮沢家の一員になれれば、とそんな想いで現場にいました。また実際に作品に参加してみて、今も昔も家族の本質的な姿は変わらないと実感しました。それと同時に愛おしく温かい奇跡の連続で、自分は生きているのだと改めて再確認できました。多くの方にこの映画が届くことを祈っています。

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