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佐々木蔵之介、平野紫耀「クロサギ」出演 二面性持つ新たな強敵

裏の顔を持つ銀行員・宝条兼人を演じる佐々木蔵之介
裏の顔を持つ銀行員・宝条兼人を演じる佐々木蔵之介 - (C)TBS

 平野紫耀King & Prince)主演の金曜ドラマ「クロサギ」(TBS系・毎週金曜夜10時~)に、俳優の佐々木蔵之介が出演することが明らかになった。

平野紫耀「クロサギ」場面写真

 同作は、2003年から2013年まで「週刊ヤングサンデー」「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載された、黒丸・夏原武による漫画シリーズが原作。詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(平野)が「詐欺師を騙す詐欺師=クロサギ」となって、詐欺師たちに立ち向かっていく。連載中の2006年に山下智久主演で連続ドラマ化、2008年には映画化もされているが、今回は2013年に完結したシリーズを原作に、完全版としてドラマ化する。

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 佐々木は、本日放送された第5話から、銀行員・宝条兼人役で登場。宝条は日本最大手のメガバンク・ひまわり銀行の執行役員で、表向きは清廉潔白を装っているが、裏では詐欺師界のフィクサー・桂木(三浦友和)のマネーロンダリングを請け負っている。メガバンクの役員という立場を利用して、さまざまな人間の裏金作りや金策を引き受けており、桂木にとっても必要な人物のため、裏社会の人間は誰も宝条に手を出すことができない。詐欺師にしか手を出せない黒崎にとって、あくまで“銀行員”である宝条は手ごわい相手となりそうだ。

 佐々木のTBSドラマ出演は、「コウノドリ」第2シリーズ(2017年)以来、約5年ぶり。平野とは初共演となる。「漫画連載10年、2000年代にはドラマ、劇場版にもなった『クロサギ』、そのいわば完全版となる本作に参加させていただけることをとても光栄に思っています」という佐々木は、「私が演じる宝条は、一銀行員でありながらも、世の中で起きている詐欺の中枢で暗躍し、黒崎の過去に大きく関わる人物のようです。詐欺の手練れたちを欺き、時に愉快に笑い飛ばす平野紫耀さん演じる主人公・黒崎は見ていて痛快です。果たして、表向きの穏やかさと野望を果たす冷徹さの二面性を持つ宝条が、黒崎にどう絡んでいくのでしょうか? どうぞご期待ください」とコメントを寄せている。(西村重人)

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