目黒蓮、ラウールとは価値観が「結構似てる」
目黒蓮（Snow Man）が、映画『月の満ち欠け』（12月2日公開）の出演についての Snow Man のメンバーの反応を明かした。
原作は、2017年に第157回直木賞を受賞した佐藤正午による同名小説。愛する妻子を亡くした主人公・小山内堅（大泉洋）と、27年前にある女性と許されざる恋をした三角哲彦（目黒）、無関係だった彼らの人生が“瑠璃”という名の女性の存在で交錯する。小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃役を有村架純、小山内の妻・梢役を柴咲コウ、正木瑠璃の夫・竜之介役を田中圭、小山内の娘の親友・緑坂ゆい役を伊藤沙莉が担う。
目黒は、本作の出演が決まったときの Snow Man メンバーの反応について「すごく喜んでくれた」と嬉しそうに語る。本作はラブストーリーだが、「特にそういった視点からの反応はないですが、一つの仕事が決まったときは、その一つの仕事をほかのメンバーがいつも喜ぶ感じなので」と振り返る。
目黒は取材を受けたこの日、試写で本作を鑑賞。最年少メンバーであるラウールも試写に来ていたそうで、「ラウールがずっと号泣してました（笑）。（上映が）終わって明るくなってるのにすぐ立てないぐらいずっと号泣してて。それを見て自分ももらい泣きするみたいな（笑）。自分も結構泣いちゃって、今も顔パンパンなんです。これからあんまり撮影したくない（笑）」とお互いに涙したと明かす。
「（ラウールは）ティッシュボックスを持ってきてもらって、会話とかできないぐらい泣いていました（笑）」とあまり言葉は交わさなかったそうだが、間近で見た反応に「でも、なんかすごい、あの……嬉しかったです」と喜びをにじませる。
また、目黒は、本作を観て一番泣きそうだと思うメンバーについての質問には「ラウール」と回答。「自分の価値観と結構似てるところがあるな、と思うんです。僕自身、初めて読ませてもらった時や、この『月の満ち欠け』ですごい心を打たれたので。だから、多分絶対にラウールも“ウワッ”っとくるものがあるだろうなと思っていました。なのでさっきはすごく嬉しかったです」と理由を明かし、やさしい笑みを浮かべていた。
出演した目黒自身が心打たれたという本作。目黒は、「全部が思い出に残りまくっていますが、とにかくセットが豪華。高田馬場のオープンセットとか、すごいのが組まれていました。そういうところで撮影するのも初めてでしたし、それもすごい貴重な時間だった」と撮影を振り返っていた。（編集部・梅山富美子）
