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ドラマ「岸辺露伴は動かない」第7話がホラー回と話題 共演者の“ジョジョ味”にも称賛の声

リアルな取材ができない日々にうつうつとしていた露伴だが…
リアルな取材ができない日々にうつうつとしていた露伴だが… - (C)NHK

 俳優・高橋一生主演で、漫画家・荒木飛呂彦の人気シリーズを実写化したドラマ「岸辺露伴は動かない」の第7話「ホットサマー・マーサ」が26日、NHK総合で放送された。これまで以上にホラーテイストに満ちた回となり、Twitterでは、露伴を演じる高橋らキャスト陣の演技や巧みな構成への称賛と共に「過去1ホラー回」「これまでの中で1番怖かった……」などの反応が寄せられた。(ネタバレあり。以下、第7話の内容に触れています)

【画像】「ホットサマー・マーサ」より最強の敵イブ

 「ホットサマー・マーサ」は、今年3月に刊行された「JOJO magazine」に荒木が描き下ろした読切作品が原作。マスク生活とリアルな取材ができない日々にうつうつとしていた漫画家・岸辺露伴が、バキンと名付けた愛犬と共に迷い込んだ神社で怪異に遭遇する。

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 神社内に生えた巨木の根本に、祠(ほこら)を発見した露伴は、リアルなネタに興味を引かれて足を踏み入れるが、気がつくとバキンを抱いたままそこでうずくまっていた。自宅に戻ると、新キャラクター「ホットサマー・マーサ」のデザイン変更をもとめられていたはずの原稿は完成し、自分のベッドでは露伴のファンだという謎の女性(イブ・古川琴音)が恋人のようにシーツにくるまっている。

 実は祠にいた一瞬の間に3か月が経過し、その間、自分と入れ替わった何かが好き放題していたことを知った露伴は、神社の神主親子から、それは木の中に住む「藪箱法師」(やぶばこほうし)の仕業だと聞かされる。法師にホットサマー・マーサのデザインを改変されたことだけが許せない露伴は、法師のしたことをなかったことにしようと行動するが、自宅に戻るとさらに事態は悪化していた……。

 前半は露伴が怪異に翻弄されるオカルト風の展開だが、後半は、もう一人の露伴とすごしたイブの暴走を描くサイコホラー展開に。怪奇譚から、熱狂的ファンの怖さを描く“ヒトコワ”へのシフトに、視聴者も「下手なホラーより怖い」「今回全力でホラーしてる…凄く良い…」とTwitterで反応。かつてないほど露伴を追い詰めるイブを演じた、古川琴音の怪演には「イブちゃん、怖い…怖い…」「普通の人間だった古川琴音ちゃんが一番怖かった」など称賛の声があがった。

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  また、露伴に「藪箱法師」について語る神社の神主親子(酒向芳山本圭祐)の“ジョジョ”らしさも話題に。何かをしてくるわけではないが、荒木作品から抜け出してきたような奇妙で不気味な佇まいに、「なんだこの神主コンビのジョジョ味の濃さ」「神主親子の"原作っぽさ"が凄く良かった」「モブまで全部ジョジョ味」など反応が寄せられた。

 今回も高橋の露伴ぶりは健在で、「ジョジョ」ならではの罵倒語「このヌケサク野郎が!」まで登場。最後には、担当編集・泉京花(飯豊まりえ)が露伴を出し抜く展開も描かれ「結局泉京香が最強」など喜びの反応が寄せられている。

 27日は「ジョジョの奇妙な冒険」第4部のエピソードが原作の第8話「ジャンケン小僧」(午後10:00~10:54)が放送。第3弾は2夜連続放送となるため、今年の「岸辺露伴は動かない」の締めくくりとなる。(編集部・入倉功一)

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