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「岸辺露伴は動かない」第8話、迫真のジャンケン勝負に称賛 過去回とのつながりも話題

第8話「ジャンケン小僧」より
第8話「ジャンケン小僧」より - (C)NHK

 俳優・高橋一生主演で、漫画家・荒木飛呂彦の人気シリーズを実写化したドラマ「岸辺露伴は動かない」の第8話 「ジャンケン小僧」が27日、NHK総合で放送された。緊迫のジャンケン描写に加え、前日に放送された第7話「ホットサマー・マーサ」からつながる伏線を回収する展開に、Twitterでは称賛の声が寄せられた。(ネタバレあり。以下、第8話までの内容に触れています)

【画像】月9出演も話題に!ジャンケン小僧役の柊木陽太

 「ジャンケン小僧」は、露伴が登場した、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第4部のエピソードが原作。露伴の行く先々で、執拗にジャンケン勝負を挑んでくる少年・大柳賢(柊木陽太)とのバトルが描かれる。

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 漫画「ピンクダークの少年」の熱心な読者である賢は、露伴が第7話で遭遇した怪異のせいで“丸3つ”から“4つ”へとデザイン変更を余儀なくされた新キャラクター、ホットサマー・マーサを描き直すように露伴に訴えるが、いきなり仕事場に来るのはよくないと追い返されてしまう。幻滅した賢は、露伴が漫画を描けなくなるように、ジャンケンで能力を奪おうとしていた。

 賢の目的が明らかになってからは、荒木作品らしい心理戦が展開。精神力をかけた露伴と賢のセリフの応酬と、それに合わせた音楽の効果も相まって、ジャンケン勝負とは思えない緊迫したバトルに、視聴者も「こんなに真剣に本気でじゃんけんしてる人たち初めて見た」「ジャンケンだよねこれ」「やってる事ジャンケンなのに何だよこの緊張感」などTwitterで反応。第7話の時点で示されていた伏線が勝敗を分ける巧みな原作の改変と共に、原作シーンの一部も再現され、称賛の声があがった。

 また、原作ではスタンドだった賢の能力が、第7話で露伴を怪異に誘った四つ辻に関係があることも明かされ「おお、辻神!ここも繋げたんだ。面白い」「辻神の伏線回収すげえな」など視聴者も反応。第7話だけではなく、2020年に放送された過去エピソード「くしゃがら」に登場した漫画家・志士十五の名前も登場し「志士十五先生ゲストで出してほしかったッ!」など再登場を望む声も寄せられた。

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 「岸辺露伴は動かない」は、相手を本にして、生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊な力“ヘブンズ・ドアー”を持つ漫画家・岸辺露伴が、担当編集の泉京香(飯豊まりえ)を相棒に、奇怪な事件や不可思議な現象に対峙(たいじ)するドラマシリーズ。これまで2020年末に「富豪村」「くしゃがら」「D.N.A」、2021年末に「ザ・ラン」「背中の正面」「六壁坂」が放送。今年は「ホットサマー・マーサ」と「ジャンケン小僧」の2夜連続放送となったが、Twitterでは早くも来年の新作を望む声があがっている。(編集部・入倉功一)

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