新垣結衣、沖縄の現在描く「連続ドラマW フェンス」で野木亜紀子と5作目タッグ
ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」や映画『罪の声』などの野木亜紀子が脚本を手掛けるWOWOWのオリジナルドラマ「連続ドラマW フェンス」（3月19日放送・配信スタート）に新垣結衣が出演することが発表された。
本作は、本土復帰50年を迎え、今も世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄の現在を描く野木のオリジナルドラマ。松岡茉優と宮本エリアナがダブル主演を務める。東京から来た雑誌ライター“キー”こと小松綺絵（松岡）と、沖縄で生まれ育ったブラックミックスの女性・大嶺桜（宮本）がバディとなり、ある性的暴行事件の真相を追っていく。
新垣はこれまでに野木が脚本を担当した「空飛ぶ広報室」「掟上今日子の備忘録」「逃げるは恥だが役に立つ」「獣になれない私たち」の4作品に出演。本作で5作品目の出演となる。演じる沖縄の精神科医・城間薫は、精神科医として日々の業務を行いながら性暴力被害者の支援団体に協力し、登場人物たちに大きな変化を与えるという重要な役どころ。新垣がWOWOW作品に出演するのは初めて。
新垣は「このような題材で作品を作るのはとても難しく勇気のいることだと思いますが、私は台本を読んで、各々の立場が抱える息苦しさや辛い現実だけではなく、個人に対しての希望や愛情を感じました。沖縄の人たちが皆それぞれの思いで、はたまた自分でも気づかないうちに少しずつ分け合って持っているであろう漠然としたしこりのようなもの。目に見えないフェンス。今より多くの人に知ってもらい、皆さんのすぐそばにあるものとして何か感じてもらえたらいいなと思っています」とコメントを寄せている。（編集部・大内啓輔）
「連続ドラマW フェンス」（全5話）はWOWOWで3月19日よる10時～放送・配信スタート
放送は毎週日曜よる10時～（第1話無料放送）、配信は各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信（無料トライアル実施中）
