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花江夏樹『鬼滅の刃』ワールドツアーに意気込み!下野紘は羨望の眼差し

公開記念舞台あいさつの様子
公開記念舞台あいさつの様子

 映画『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』公開記念舞台あいさつが4日、TOHOシネマズ日比谷にて開催され、竈門炭治郎役の花江夏樹が登壇した。95の国と地域での上映というまさに“ワールド”な作品の広がりに、花江は「僕はロサンゼルス、メキシコ、台湾でしっかり盛り上げていきたい」と思いを語っていた。イベントには鬼頭明里(竈門禰豆子役)、下野紘(我妻善逸役)、松岡禎丞(嘴平伊之助役)も参加した。

再現度すごっ!舞台「鬼滅の刃」【写真】

 本作は、「鬼滅の刃 遊郭編」としてテレビアニメで放送された第10話、11話、さらに4月より全国フジテレビ系で放送される「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」の第1話を大スクリーンで観ることができる劇場版。

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 花江は「もう、ありがとうという気持ちですね」満面の笑みを浮かべると「テレビシリーズで『立志編』が放送されていた時から、劇場で観たいという声が多かったのですが、『遊郭編』のクライマックスと『刀鍛冶の里編』が大きなスクリーンで観られるなんて、本当に『ありがとうございます』しかないです」と喜ぶ。

 続けて花江は「お金を払って観ていただいているのですが、逆に映画から(いろいろなものを)いただいている感じ。実質無料みたいなものです」と独特な言い回しでプレミアム感を表現すると、劇場で鑑賞しても大迫力の映像について「クオリティーが素晴らしい。阿佐ヶ谷に足を向けて眠れないですね」と同地域にある本作の制作を担当している会社・ufotableに敬意を表していた。

 95の国と地域でワールドツアー上映を行う本作。ロサンゼルス、パリ、ベルリン、メキシコシティ、ソウル、台北での舞台あいさつが予定されているが、善逸役の下野は「個人的にすごく行きたかったのですが、スケジュール的に行けないことが確定しているんです」とさみしそうな表情を浮かべる。

 その横で花江は「これから僕はロサンゼルスとメキシコ、台湾に行きます。いろいろな人に『鬼滅の刃』を観てもらえるように盛り上げていきたい」と力強く宣言すると、下野からは「いいなー」と羨望の眼差しを向けられる。花江は「もちろん日本も大切。そこを下野さんにお願いしているんです」とフォローしていた。(磯部正和)

※禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正式表記

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