井口理に川上洋平も！ミュージシャン×俳優の活躍が光る

　福山雅治や星野源などをはじめ、アーティストとして活動する傍ら俳優業での活躍も光るという“二刀流”の例は数多い。ここでは最近での活躍ぶりが目立っている顔ぶれを紹介してみたい。

【画像】俳優としても活躍！『佐々木、イン、マイマイン』での井口理

　広瀬すずと永瀬廉（King & Prince）が共演している火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」（TBS系）では、川上洋平（[Alexandros]）が出演。九州の田舎で育った野生的な空豆（広瀬）が下宿することになる「雪平邸」を営む雪平響子（夏木マリ）の一人息子・爽介を演じている。ミュージシャンを目指していた過去があり、劇中では夏木とセッションする贅沢な演出も。

　2017年の映画『きょうのキラ君』でカメオ出演ながら映画デビューを果たした川上。「夕暮れに、手をつなぐ」と同じく北川悦吏子が脚本を手掛けたドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」にも出演しており、今後もコンスタントな俳優活動が期待できそう。

　また、俳優としての活躍が目立つのは井口理（King Gnu）。これまで『劇場』『佐々木、イン、マイマイン』『余命10年』といった映画で評価を高め、『世界の中心で、愛をさけぶ』になどの脚本を手掛けた伊藤ちひろが監督を務める『ひとりぼっちじゃない』(3月10日公開）で映画初主演を果たす。さらには、同じく伊藤監督の新作で映画で、坂口健太郎が主演する映画『サイド バイ サイド　隣にいる人』（4月14日公開）にも出演する。

　「魔法の絨毯」で注目を浴びた川崎鷹也も俳優業に進出。黒木瞳と桜井日奈子が出演する映画『魔女の香水』で映画初出演を果たし、さらには同作では主題歌も担当する。

　Fukase（SEKAI NO OWARI）は菅田将暉主演の映画『キャラクター』で俳優デビュー。狂気を感じさせる殺人鬼を熱演し、第45回日本アカデミー賞では新人俳優賞を受賞した。菅田のアーティスト活動での活躍ぶりも周知の通りだ。ほかにも野田洋次郎は2015年に主演映画『トイレのピエタ』で俳優デビューし、その後も『泣き虫しょったんの奇跡』『キネマの神様』、連続テレビ小説「エール」などに出演。音楽活動とは一味違う魅力を見せている。（編集部・大内啓輔）