インド映画『RRR』興行収入10億円突破！
話題のインド映画『RRR』（公開中）の日本国内の興行収入が、10億円を突破したことが明らかになった（数字は配給調べ）。
本作は、1920年、英国植民地時代のインドを舞台に、英国軍に捕らわれた村の少女を救い出す使命を背負うビームと、内なる怒りを燃やす警察官ラーマが育む友情と闘いを壮大なスケールとアクションで描く。監督は『バーフバリ』シリーズを生み出したS・S・ラージャマウリが務め、主演は南インドのスター俳優N・T・ラーマ・ラオ・Jrとラーム・チャランが担った。
日本では、2022年10月21日に公開されると、口コミなどで話題を呼びロングランヒット。2023年2月19日時点で、累計興行収入10億1,885万7,310円、観客動員数64万4,044人を記録。この数字は、『ムトゥ 踊るマハラジャ』（1995）の日本での興行収入4億円を大幅に超え、日本国内で公開されたインド映画のなかで最大のヒット作となっている。
公開から約4か月となるが全国での上映が続き、復活上映が行われる劇場もあるほど多くの人を熱中させている。世界でも賞レースを賑わせており、ニューヨーク映画批評家協会賞でラージャマウリ監督が監督賞を受賞、第80回ゴールデングローブ賞では楽曲「Naatu Naatu」（ナートゥ・ナートゥ）で歌曲賞を獲得。さらに、日本時間3月13日に行われる第95回アカデミー賞では、「Naatu Naatu」で歌曲賞にノミネートされており、受賞に期待がかかっている。（編集部・梅山富美子）
