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本郷奏多主演「クライムファミリー」4月11日放送スタート 犯罪一家に翻弄される詐欺師描く

本郷奏多
本郷奏多 - (C)フジテレビ

 フジテレビドラマのヤングクリエイターたちによる月替わり企画「火曜 ACTION!」で、本郷奏多主演のドラマ「クライムファミリー」が4月11日より放送されることが明らかになった(※関東ローカル)。

【画像】ハマり役と反響呼んだ『キングダム』成キョウ役

 本作は、天涯孤独の詐欺師・松田郷(まつだ・ごう/本郷)が犯罪一家に翻弄されるブラックコメディー。金に困った郷は、裕福で品行方正な佐々木家に狙いをつけ、経歴を詐称し一流家庭教師として潜入。持ち前の口のうまさで一家に取り入ることに成功するも、実は彼らはそれぞれ窃盗・詐欺・恐喝と、郷以上の犯罪に手を染める“犯罪一家”だったことが判明。しかも、彼らは互いに犯罪者としての顔を隠し、幸せな家族として過ごしていた。

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 早々に正体がばれた郷は、家族一人一人に「協力しなければ正体をバラす」と脅され、彼らの犯罪の片棒を担ぐハメに。そうするうちに郷は、“ウソの家族”を演じ続ける犯罪一家を、皮肉にも“正しい家族”へと正していくこととなる。

 本郷は、近年では映画『キングダム』(2019)や大河ドラマ「麒麟がくる」(2020)、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(2021~2022)などの話題作に出演。今年12月にNetflixで配信予定のドラマ「幽☆遊☆白書」では飛影役を演じることが昨年発表され、話題に。2020年に開設したYouTubeチャンネル「本郷奏多の日常」では、ガンプラ作りやゲーム実況といった自身の趣味に関する動画が好評を博し、チャンネル登録者数60万人突破を目前に控えるなど活躍の場を広げている。

 本郷は台本を読んだ感想を「話が進むにつれて家族それぞれにヤバそうな事情がどんどん出てきて、とても続きが気になる脚本でした。かなり個性的な作品かと思いきや純粋な家族愛もテーマとして描かれていたり、最終的には郷自身の成長もあるので絶妙なバランス感の作品だと思いました」とコメント。役作りについて「詐欺師として家族に近づきますが少し詰めが甘く、結果的に家族に振り回されてしまうのが郷です。根っからの悪人ではなくどこか心優しい一面も持ち合わせているので、愛されるキャラクターになるよう演じたいと思います」と語っている。

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 脚本は、第34回フジテレビヤングシナリオ大賞佳作「父を還す」の伊藤優、第33回フジテレビヤングシナリオ大賞佳作「7階エレベーター無しに住む橋本」、「火曜 ACTION! 凋落ゲーム」の北浦勝大。演出を、「競争の番人」などの相沢秀幸が務める。

 放送スケジュール並びに本郷、プロデュース・江花松樹のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)

放送スケジュール

4月11日24時35分~25時5分
4月18日24時35分~25時5分
4月25日24時25分~24時55分
5月2日24時25分~24時55分
※関東ローカル
※各話放送終了後、TVer、FOD などで見逃し配信実施

本郷奏多コメント

■本作の出演が決まった際の率直な感想
「面白そうな企画だったので、“是非演じてみたい!”と思いました。泥棒や詐欺などの犯罪をしている主人公がターゲットとして近づいた家族は、自分よりも悪いことをしている雰囲気が漂っている。新しくてユニークな内容だと思いました」

■台本をお読みになった感想
「話が進むにつれて家族それぞれにヤバそうな事情がどんどん出てきて、とても続きが気になる脚本でした。かなり個性的な作品かと思いきや純粋な家族愛もテーマとして描かれていたり、最終的には郷自身の成長もあるので絶妙なバランス感の作品だと思いました」

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■主人公・松田郷を演じる上での役作り
「詐欺師として家族に近づきますが少し詰めが甘く、結果的に家族に振り回されてしまうのが郷です。根っからの悪人ではなくどこか心優しい一面も持ち合わせているので、愛されるキャラクターになるよう演じたいと思います」

■本作のストーリーにかけて、本郷さんの誰にも知られていない秘密を教えてください
「類いまれなる方向音痴です。特に建物内に弱く、控室からスタジオに向かった際なんかはまあまあな頻度で戻れなくなります。建物内は基本的に直角で構成されるため、右か左か直進かの選択を当て続けなければならない高難度のギャンブルです」

■見どころなど視聴者の方へメッセージ
「ハラハラする展開もあり、コミカルな要素もあり、気軽に楽しく見ていただけるドラマになっていると思います。是非ご覧ください!」

プロデュース・江花松樹(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

「“詐欺師がある家族に潜入したら、その家族はもっと悪い奴らだった”。一見、突拍子もない設定ですが、エッセンスは現代家族に当てはまる部分があるのではと思っています。犯罪一家に振り回され、情けないけどやる時はやる主人公・郷を演じるのは本郷奏多さん。好青年から悪役までこなす繊細なお芝居で、みんなから愛されるキャラクターに仕上げていただいています。松田郷という部外者が、“犯罪一家”の均衡を良くも悪くも崩していきます。図らずも家族の再生を担い、自身も“家族”を学んでいく。郷の成長も見どころです。皮肉と犯罪、最後に少し家族愛。そんなちょっとブラックなホームドラマを見ていただけるとうれしいです」

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