全員地獄…岩田剛典＆田中みな実演じるレス夫婦の逆転が「痛すぎる」
11日に放送された奈緒主演のフジテレビ・木曜劇場「あなたがしてくれなくても」（毎週木曜22時～）第5話では、吉野夫婦（奈緒＆永山瑛太）と、新名夫婦（岩田剛典＆田中みな実）の矢印が混戦模様となり、目まぐるしく変化していくそれぞれの関係にSNS上では「全員地獄」「時すでに遅し…」「まぁそうなるよね」など、さまざまな感想で沸いていた（※一部ネタバレあり）。
とりわけ30代～40代の女性に反響を呼んだハルノ晴の累計部数830万部（電子＋紙）の同名コミックを原作に、吉野みち（奈緒）＆陽一（永山）と、新名楓（田中）＆誠（岩田）、2組の30代“レス”夫婦を描く本作。5話では、社員旅行を機に一層強く惹かれ合うみちと誠に対し、陽一と楓はそれぞれこれまでの行いを反省。妻、夫に背を向け続けてきた2人がようやく己を顧みることとなった。
～以下ネタバレ含みます～
特に視聴者をハラハラさせていたのが新名夫婦。夫の様子がおかしいと感じ始めた楓は早く仕事を切り上げ食事を用意して誠の帰りを待つも、誠からしてみれば“なぜ今更？”と歯がゆい思いが強いようで、楓が努力すればするほど気持ちは遠ざかる一方。妻の手料理に手を付けようとしない誠には「あからさますぎ」「露骨」「変わりすぎてつらい」、目も合わせてくれない夫に動揺する楓には「自業自得」「仕事しているだけで不倫もしていないのに」「見ていて痛い」など、それぞれ賛否や心痛の声が相次いだ。
極めつけが、誠が楓につぶやいた「俺と楓、なんで一緒にいるのかな」という決定的な一言。弁当を届けに会社にやって来た楓と、みちが鉢合わせする事態となり、その苛立ちからか誠は「楓の俺への気持ちが見えない」「なんでずっと拒むの？ いつになったらいいの？」とあふれ出すようにこれまでこらえていた思いを吐露し、「誠、わたしのこと嫌いになったの？」とショックを受ける楓に冷たく「わからない」と言い放った。立場が逆転したかのような誠と楓に「ついに言ってしまった…」「ヒリヒリする」「うわー！楓しんどい」「時すでに遅し…」「もはや一緒にいる意味がないのでは」など、胸を締め付けられる視聴者が続出していた。
一方、陽一は浮気相手の結衣花（さとうほなみ）から突き付けられた厳しい一言や、離婚を決意した姉からのアドバイスをきっかけに変化の兆しをみせ、みちはそんな夫の思いに応えるべく苦渋の決断を下すことに。すれ違い、絡み合う4人の関係が視聴者をくぎづけにしていたが、来週の予告では陽一が「俺、みちのこと裏切った」という爆弾発言があり、修羅場を予感させる。（編集部・石井百合子）
