あのちゃん、ブロンドヘアにご満悦「自分じゃないみたい」
歌手・アーティストのあのが29日、都内で行われた『M3GAN／ミーガン』公式アンバサダー就任イベントにお笑い芸人のヒコロヒーとともに来場、劇中に登場するAI人形ミーガンになりきったあのは、共に登壇した“ミーガンガールズ”とともにダンスも披露した。
『死霊館』『アナベル』シリーズのジェームズ・ワンと、ジェイソン・ブラム率いるブラムハウスが再タッグを組んだ本作は、事故で両親を亡くした9歳の姪ケイディを引き取った玩具メーカーの研究者ジェマが、研究段階にあったAI人形ミーガンを姪の良き友にしようと与えたことから惨劇の幕が上がるサイコスリラー。
同作の公式アンバサダーに就任したあのは、ミーガンを意識したロングのブロンドヘアと衣装で登場。「僕はいつも黒髪ボブなんでけっこう違和感というか。自分じゃないみたいでうれしかった」と語ると「普段のに飽きているんで」とぶっちゃける。
そんなあのに、ヒコロヒーは「かわいらしいですよ。いつもは汚れたジーパンをはいた、黒のショートカットの女の子というイメージなんで。いいんじゃないでしょうか。かわいかったよ」と笑顔。「ヒコロヒーさんも、ロン毛似合いそう」と返すあのに、「わりとロン毛やで、だいぶ」と突っ込んでいた。
アンバサダー就任に伴って制作された特別動画であのは、ミーガンのダンスシーンに挑戦しており「すごいきれいだったでしょ、頑張りました」と自負。ダンスについて「直前にいっぱい教えてもらって。僕はダンススキルがないから、かなり簡単にしてもらいました。でもミーガンダンスは難しいから、けっこうやりがいがあります」とコメント。さらに「人間にはできない関節の動き。ふにゃふにゃしているから、力を抜けばいいのかなと思うけど、意外に力がいる」とそのポイントを語った。
ミーガンについて「不気味で怖かったけど、ケイディを守るために狂気的になるから、嫌いじゃなかった」というあのは、「今、AI科学がすごいスピードで進んでってるから。未来が怖くなった。本当にこんなのが出てきちゃうかと思いました」とコメント。さらに「手元に置いときたくなると言うか、守ってくれるのがいい。人間よりも、頭の能力が高いからすごく頼りがいがある」と語ったあのは「僕よりしゃべるのがうまくて本当に尊敬しました」と感心しきりだった。
この日は劇中のミーガンをイメージしたミーガンガールズも登壇してダンスを披露。ミーガンガールズたちは、あのの言うことだけを忠実に聞くようにプログラムされているようで、「どいてください」「ご歓談してください」というあのの指令を忠実に実行。対するヒコロヒーがミーガンガールズに指令を出しても、言うことを聞かないなど、その忠誠心の高さが際立った。そんなミーガンガールズたちに、「僕はサウナに一回も行ったことがないんで、サウナに行ってみたい。僕、友だちがいないから、ミーガンが友だちになってくれて。一緒に行ってくれるかな」と親近感を抱いている様子のあのだった。（取材・文：壬生智裕）
映画『M3GAN／ミーガン』は6月9日より全国公開
