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『ナウシカ』巨大王蟲に衝撃!「金曜ロードショーとジブリ展」明日開幕

デカい!『風の谷のナウシカ』の王蟲
デカい!『風の谷のナウシカ』の王蟲

 日本テレビの人気映画番組「金曜ロードショー」の歩みをたどりながら、スタジオジブリ作品の魅力を紹介する展覧会「金曜ロードショーとジブリ展」(6月29日~9月24日)。開幕前日となる28日にメディア向け内覧会が行われ、展示会の全貌がお披露目された。

【画像】「金曜ロードショーとジブリ展」会場の様子

 入口を抜けると最初に登場するシアターゾーンでは、スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫宮崎駿監督との出会いや、『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』と金曜ロードショーとの関係などを語ったインタビュー映像が流れている。

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 続く“HISTORY”コーナーでは、ジブリ作品を200回以上放送してきた金曜ロードショーとの関係性が、放送当時の時事エピソードと共につづられている。1984年の『風の谷のナウシカ』から2021年の『アーヤと魔女』まで、スタジオジブリのほぼ全作品の絵コンテが展示されていると共に、昭和から平成、令和に至る世相と共にジブリ作品が蘇る。

 鈴木プロデューサーは「いままでの企画展示は、スタジオジブリが主導になってやっていましたが、今回は日本テレビさんが主体で企画しています。今までが美術館型なら、今回はお客さん参加型の企画が多く、いいアイデアだなと思いました」と評価する。

『崖の上のポニョ』ポスター風のフォトスポット

 この言葉通り、ジブリ作品のポスターのなかに飛び込んで、主人公のように撮影できるフォトスポットも。『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『魔女の宅急便』『崖の上のポニョ』など、自分が作品の主人公になったような気分が味わえる(『崖の上のポニョ』は7月2日までの予定)。

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 さらに、2018年から2019年に開催された展覧会「ジブリの大博覧会」富山展のために作られた巨大な「ジブリの幻燈楼」がお目見えすると、グッズ販売コーナーを経て、「金曜ロードショー」とスタジオジブリの原点ともいえる『風の谷のナウシカ』に登場する“腐海”を再現した展示コーナーへ。世界的に多くのファンを持つ竹谷隆之氏らが作成した王蟲、大王ヤンマ、ムシゴヤシなど圧巻の造形物がお出迎えしてくれる。(磯部正和)

「金曜ロードショーとジブリ展」は6月29日から9月24日まで東京・天王洲寺田倉庫B&C HALL/E HALLにて開催

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