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『夜きみ』JO1・白岩瑠姫起用の理由 プロデューサー「本番の強さ」に驚き

『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』より青磁(白岩瑠姫)と茜(久間田琳加)
『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』より青磁(白岩瑠姫)と茜(久間田琳加) - (C) 2023『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』製作委員会

 映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(9月1日公開)で久間田琳加と共にダブル主演を務める白岩瑠姫JO1)の魅力を、プロデューサーの井手陽子本田純子が語った。

【画像】白岩瑠姫の美しすぎる銀髪ビジュアル

 小説サイト「野いちご」に連載され、シリーズ累計発行部数55万部を突破する汐見夏衛の小説を、ドラマ・映画「美しい彼」の酒井麻衣監督が実写映画化する本作。白岩が演じるのは、絵を描くことが好きな高校生・深川青磁(ふかがわ・せいじ)。自由奔放で自然と周囲に人が集まってくる人気者だが、なぜかクラスメイトの茜(久間田)を毛嫌いしている。

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 オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で選ばれた11人で結成されたグローバルボーイズグループ「JO1」のアーティストとして絶大な人気を誇る白岩。白岩にとって本作が映画初主演。銀髪に染めた白岩のビジュアルも話題だが、井手Pは起用の意図を以下のように語る。

 「青磁は自由奔放で、男女関係なく憧れてしまう存在。ミステリアスな雰囲気も魅力の一つです。白岩瑠姫さんは圧倒的なオーラを放ちつつ、ふとした瞬間の翳りのようなものが同時にありました。さまざまな番組でその姿を拝見し、脳内で『深川青磁=白岩瑠姫』が繋がりました。あと、こんなにも“銀髪”で違和感なく存在できる方は、他にいないと思います」

銀髪がドはまり!

 物語は青磁が茜に告げる「俺、お前のことが大っ嫌い」という衝撃的な一言から幕を開ける。常にマスクを手放せず、人からどう思われるのかを気にしながら身をひそめる優等生の茜にとって青磁は“苦手”な存在だが、彼に振り回されるうちにいつしか惹かれていく。そんな青磁を演じる白岩について、本田Pは「青磁そのもの」と評する。

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 「白岩さんは誠実で優しく、繊細さと大胆さを持ちあわせているところが、そのまま青磁であり、大きな魅力だと思いました。驚いたのは本番に強いところでしょうか。映画初主演で悩まれたことも多かったと思いますが、酒井監督の演出をすっと自分の中に取り込んで対応され、本番にはしっかり決めてくる。アーティスト活動をされていることの強みでもあるかもしれません」

 また撮影中の印象的なエピソードとして、青磁がサッカーをするシーンを挙げる。「青磁といえば絵ですが、実はサッカーも得意という人物です。サッカーのシーンでは華麗なサッカースキルを存分に発揮くださり、また久間田さんたちにサッカー指導もして頂き、白岩さんが青磁で本当に良かったと、その場にいた全員が感激しました」

 劇中、青磁と茜にとって「屋上」が重要な場所となるが、本田Pは「屋上のシーンでは、銀髪の白岩さんの透明感が凄すぎて、太陽の光に包まれた白岩さんが透けてみえるような錯覚を覚えたことも印象に残っています」と強烈に脳裏に刻まれた光景を振り返る。

 白岩がJO1メンバーとして培った表現力を存分に堪能できる本作。ドラマ「美しい彼」で萩原利久八木勇征FANTASTICS)をブレイクさせた酒井監督が「どうやったら私自身が彼らの着火装置になれるか」と白岩、久間田と丁寧にディスカッションをしながら撮影を行い、白岩のまだ見ぬ魅力が開花した記念すべき一作に仕上がった。(編集部・石井百合子)

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