「ギーツ」ファイナルステージ、舞台は英寿を忘れた世界　脚本・高橋悠也「最終回の解釈に対する、ひとつの答え」

　特撮ドラマ「仮面ライダーギーツ」（テレビ朝日系）のフィナーレイベント「仮面ライダーギーツ ファイナルステージ」の第1部となるヒーローショーの内容が、「ファイナルステージ：新生デザグラへようこそ！」に決定し、ストーリーが公開された。

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　舞台はテレビシリーズ最終回後、主人公・浮世英寿を忘れた世界で始まる新たなデザイアグランプリ。ナビゲーター・ツムリによると、会場付近でジャマトの存在が確認されたことで、開催されたニューゲームだという。「世界平和」「白馬の王子様」「うまい肉」それぞれの願いを叶えるために、再びプレイヤーたちが集結する中、神の粋な計らいか、少しだけ土地柄の影響（？）を受けたギーツの姿が。予想外の出来事にプレイヤー達が戸惑う中、もう一人、過去に消えたはずの仮面ライダーが彼らの目の前に現れる。

　テレビシリーズ（全49話）に続いてキャラクターショーの脚本を書き下ろした高橋悠也は、「テレビシリーズの最終回をご覧になったときに、『結局、英寿はどうなったと考えればいいの？』と思った方も多かったんじゃないでしょうか。他のキャラクターが英寿のことをどんなふうに認識しているか、という点も気になったかもしれません。それらについては、いろいろな考察をしていただければと思っています。ファイナルステージの物語は、最終回の解釈に対する、ひとつの答えにするつもりです」とコメント。「また、テレビシリーズ、ファイナルステージ、夏の劇場版が、どんな時系列の話になっているのかということについても、全部を観ていただければ、わかっていただけるのではないでしょうか。とにかく、楽しい話にしたいと思っています。ぜひご期待ください」と呼びかけた。

　また、千秋楽となる東京公演二日目（10月15日）の全3公演に出演するゲストも発表された。10時の回「饗宴 I：運営陣からのラストゲーム」には忍成修吾（ギロリ役）、北村諒（ニラム役）、佐藤流司（ジット役）といったデザグラ運営陣が集結。13時30分の回「饗宴II：推し不幸者、再び。」には、歪んだ推し心で仮面ライダーを苦しめた俊藤光利（ケケラ役）と並木彩華（ベロバ役）が名を連ねる。大千秋楽にあたる17時の回は「饗宴F：未来への招待状」と銘打ち、俊藤と並木のほか、志田音々（桜井沙羅役）と後藤大（五十鈴大智役）が参加する。

　さらに、東京3公演の有料配信も決定。詳細は後日発表される。イベントの会場チケットは、本日27日午前9時30分から一般発売がスタートした。（編集部・倉本拓弥）

公演スケジュール／会場別ゲスト

9月16日（土）　オリックス劇場（大阪会場）

鈴木福（ジーン役）、俊藤光利（ケケラ役）、北村諒（ニラム役）

9月30日（土）　福岡サンパレス（福岡会場）

鈴木福（ジーン役）、並木彩華（ベロバ役）、山崎樹範（チラミ役）

10月7日（土）　日本特殊陶業市民会館　フォレストホール（名古屋会場）

後藤大（五十鈴大智役）並木彩華（ベロバ役）、春海四方（アルキメデル役）

10月14日（土）　昭和女子大学　人見記念講堂（東京会場DAY1）

後藤大（五十鈴大智役）、俊藤光利（ケケラ役）、北村諒（ニラム役）

10月15日（日）　昭和女子大学　人見記念講堂（東京会場DAY2・SP公演）

10時～：忍成修吾（ギロリ役）、北村諒（ニラム役）、佐藤流司（ジット役）

13時30分～：俊藤光利（ケケラ役）、並木彩華（ベロバ役）

17時～：志田音々（桜井沙羅役）、後藤大（五十鈴大智役）、俊藤光利（ケケラ役）、並木彩華（ベロバ役）