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耐え忍ぶマッツ・ミケルセンが最高に美しい!デンマークの歴史物に拍手喝采

第48回トロント国際映画祭

耐え忍ぶマッツはなぜこれほど美しいのか - 映画『ザ・プロミスト・ランド(英題)』より
耐え忍ぶマッツはなぜこれほど美しいのか - 映画『ザ・プロミスト・ランド(英題)』より - Courtesy of TIFF

 マッツ・ミケルセンが主演を務めたデンマーク、ドイツ、スウェーデン合作映画『ザ・プロミスト・ランド(英題) / The Promised Land』のカナダプレミアが、第48回トロント国際映画祭で行われた。『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』のニコライ・アーセル監督とマッツが再タッグを組んだ歴史物だ。

【画像】痛めつけられるマッツも…『ザ・プロミスト・ランド(英題)』場面写真

 デンマーク王フレデリク5世のかねてからの望みは、不毛なユトランド半島の荒野を農耕できる土地にすること。何人もが失敗してきた一大プロジェクトに、メイドと貴族の間に生まれた私生児という低い身分でありながら、実力一つでデンマーク軍のキャプテンにまで上り詰めたルードヴィグ・カーレンが単身挑む。

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 Q&Aに登壇したアーセル監督によると、ルードヴィグは同所で本格的な農耕が始まる前にその下地を築いた人物であり、デンマークでも原作本の出版前はほとんど知られていなかった偉人とのこと。

 過酷な気候、無法者たちによる盗み、地主による非道な妨害など全ての苦難を耐え忍び、土地を耕し続ける不屈の精神のルードヴィグを演じるマッツがただひたすらに美しい。寡黙で厳しくも心根は優しい彼に女性たちが惹かれ、強力な協力者となっていくのも無理がない。終盤の展開に公式上映の観客たちは拍手喝采の大盛り上がりで、驚くほど満足感が得られる映画に仕上がっている。(編集部・市川遥)

第48回トロント国際映画祭は現地時間9月17日まで開催

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