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「ウルトラセブン」森次晃嗣らウルトラ警備隊が再集結!アンヌ・ひし美ゆり子、孫の前で「60周年まで頑張ります」

55周年イヤーのフィナーレ! - 再集結した「ウルトラセブン」キャスト
55周年イヤーのフィナーレ! - 再集結した「ウルトラセブン」キャスト - (c)円谷プロ

 特撮ドラマ「ウルトラセブン」55周年プロジェクトのグランドフィナーレが25日、円谷プロダクション最大の祭典「TSUBURAYA CONVENTION 2023」内で行われ、森次晃嗣(モロボシ・ダン役)、ひし美ゆり子(友里アンヌ役)、毒蝮三太夫(フルハシ隊員役)、古谷敏(アマギ隊員役)といった当時のキャストが再集結し、55年前の思い出話に花を咲かせた。イベントには、MCとして関智一青柳尊哉も出席した。

【画像】セブンも登場!ウルトラ警備隊メンバーが感動の再会

 1967年から1968年にかけて放送された「ウルトラセブン」は、宇宙の侵略者から地球を守るウルトラ警備隊とウルトラセブンの活躍を描いた物語。2022年10月より「ウルトラセブン55周年プロジェクト」が始動し、1年にわたって記念商品販売や上映イベントなどさまざまな企画が展開されてきた。

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 森次は、55周年プロジェクトをユーモアたっぷりに振り返り「僕の出番は東京国際映画祭から始まって、札幌とか、いろいろな場所へ行きましたよ。レッドカーペットを歩けるだけで感動しました。セブンと一緒に歩けるんですよ。でも、もう55年も経ってしまったのかって思います……55年ですよ」と時の経過の速さにため息をつく。

 ひし美は、イベントに孫が会場に来ていることを明かすと「60周年まで頑張ります」と笑顔で意気込む。トーク中、オファーを受けた当時を懐かしそうに振り返る一幕もあり「何をやるのか知らずに円谷の本社に行ったの。森次さんとは2度目の共演でよく知っていて、またかって思った……」と茶目っ気たっぷりに話して会場を和ませる。森次は「最初は違うキャストが準備されていたんです、急遽変わった」とひし美の起用秘話も明かした。 

ウルトラ警備隊メンバーで思い出トーク - (c)円谷プロ

 さらに森次は、ひし美のプライベートについても言及。当時のひし美は、自分よりも優雅で驚いたそうで「僕よりお金持ちですよ。現場までタクシーで来るんだもん。タクシーに乗ってダーンって現れるんです」と身振り手振りで紹介。ひし美は羽振りのよかった理由について聞かれると「東宝にいて、東宝でギャラをもらって、さらにセブンでまたお金をもらっていたから」と照れ臭そうに説明する。またひし美は、キリヤマ隊長(中山昭二)のNGが当時多かったことも紹介。「キリヤマ隊長はよく撮影中、(笑いをこらえきれず)吹いてたんです。(毒蝮が撮影中、心近距離で)目を寄せたりしたからですよ」と毒蝮をいじりつつ振り返った。

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 森次は、そんなひし美らのやり取りを耳にしつつ「老人ホームみたいになってしまったけど、素敵な老人ホームだよ。集まると当時の気持ちに戻るんだよ。いいね~」とご機嫌。「地球上にいるレギュラー、地球防衛隊のメンバーに会うのは本当に久しぶり。アマギも元気、一番年上だけどまむしさんは一番元気。アンヌも元気だ」と感慨深げで、最後は登壇者全員で壇上に立ち、ダンがウルトラアイをかける時の掛け声「デュワ!」を決めてイベントを締めくくっていた。(取材・文:名鹿祥史)

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