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『スター・ウォーズ』アナキン子役、35歳になった現在…精神科に入院中も回復の兆し

元子役のジェイク・ロイド
元子役のジェイク・ロイド

 映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)で子供時代のアナキン・スカイウォーカーを演じたジェイク・ロイドの35歳になった現在について、母親のリサさんが Scripps News に明かした。

【画像】可愛すぎた…子役時代のジェイク・ロイド

 2015年にはサウスカロライナ州でスピード違反を犯し、警察とのカーチェイスの末に逮捕され、刑務所で10か月を過ごした後に精神科へ送られたことも話題になったジェイク。リサさんによると、ジェイクが精神に問題を抱え始めたのは高校時代であり、大学中退後、妄想型統合失調症と診断されたのだという。ただ、病態失認(患者が自分が病気であることに気付けないこと)により、治療は困難を極め、先の逮捕劇につながった。

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 2018年にはジェイクをいつも励ましていた妹のマディソンが睡眠中、26歳で自然死するという悲劇が。そして2023年3月、ジェイクは精神的に破綻してしまい、3車線道路の真ん中で突然エンジンを切るという行動に出た。他のドライバーからの通報を受けて警察が到着し、ジェイクはその状態から刑務所ではなく病院に送られ、2か月後には精神科のリハビリ施設に入院することになった。

 入院は18か月の予定で、現在10か月目。そこでのセラピーと治療は非常に効果的で、ジェイクは自分が病気であることや、薬を飲み続けることの重要性も理解するようになり、目覚ましい回復を見せているという。

 なお、リサさんがインタビューでジェイクについて語ることは、彼も承知しているとのこと。『ファントム・メナス』は公開時にシリーズファンから大バッシングされており、それがジェイクが俳優を辞め、精神を病むきっかけになったと考えている人も多い。リサさんが今回インタビューを受けた理由の一つには、その間違いを正し、ジェイクが『スター・ウォーズ』を本当はどう思っているかを伝えたかったからなのだそう。

 「彼は最近の『スター・ウォーズ』作品も大好きです。人々は彼が『スター・ウォーズ』を憎んでいると考えていますが、彼は『スター・ウォーズ』を愛しています」とリサさん。直近ではディズニープラスのドラマシリーズ「アソーカ」を観て気に入ったといい、リサさんは彼の誕生日プレゼントをアソーカのフィギュアにしたと明かしている。ジェイクの父方の家系には統合失調症の病歴があり、リサさんはジェイクの病気は単に遺伝だと思う、としている。(編集部・市川遥)

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