「サイボーグ009」初の舞台化決定　島村ジョー役は七海ひろき！

　石ノ森章太郎さんのSF漫画「サイボーグ009」が、今年で誕生60周年を迎えることを記念して、初めて舞台化されることが決定した。5月18日から26日にかけて、日本青年館で上演する。（※石ノ森章太郎の「ノ」の字は、約60％縮小が正式表記）

柚希礼音、紅ゆずる、美弥るりか、七海ひろき、宝塚OGの華麗なるステージ！

　「サイボーグ009」は、世界各地から集められ、兵器として改造手術を受けた9人のサイボーグ戦士それぞれが悩み、哀しみを背負いながらも、平和のために力を合わせて悪と戦う物語。

　主演の009 ／島村ジョーを演じるのは、元宝塚歌劇団宙組の男役スターで、現在は俳優として舞台・ドラマで活躍する七海ひろき。「石ノ森章太郎先生の不朽の名作『サイボーグ009』の初舞台化で島村ジョーを演じるプレッシャーを感じています。しかし、期待と楽しみな気持ちも大きく、素敵なカンパニーの皆様と一緒に、最高の舞台をお届けできるよう一生懸命挑みたいと思います」という七海は「私自身は少しのんびりしているタイプなのですが…本番はマッハ3以上で動けるよう頑張りたいです！　連載開始60周年を彩る、素敵な作品になるよう盛り上げていきたいと思います。是非観に来て下さい」と意気込む。

　また島村ジョーと共に戦うサイボーグ戦士役として、高橋駿一（002／ジェット・リンク）、音波みのり（003／フランソワーズ・アルヌール）、里中将道（004／アルベルト・ハインリヒ）、桜庭大翔（005／ジェロニモ・ジュニア）、酒井敏也（006／張々湖）、川原一馬（007／グレート・ブリテン）、Toyotaka（008／ピュンマ）が出演。

　さらに、ブラック・ゴーストに忠実な戦士、0010／プラス・シキ役に滝澤諒、0010／マイナス・リク役に相澤莉多が決定。00ナンバーサイボーグを生み出したアイザック・ギルモアを大高洋夫が演じるほか、脇を固める BG SOLDIERS には、KENTA、KIMUTAKUら国内外で活躍する実力派ダンサー陣と、多数の舞台やミュージカルで活躍している加藤貴彦、神谷亮太が集結する。

　演出は「 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage」「『進撃の巨人』-the Musical-」など人気タイトルの舞台化を手掛ける植木豪、脚本は数々の作品で植木とタッグを組んできた亀田真二郎が担当する。

　3月25日には、本作の舞台化決定に伴う製作発表記者会見が開催され、石森プロと演出の植木、出演キャスト8名が登壇予定。会見の模様は舞台公式YouTubeチャンネルで生配信され、スペシャルパフォーマンスも披露される。（編集部・入倉功一）

舞台「サイボーグ009」【公演期間】2024年5月18日（土）～ 5月26日（日）【劇場】日本青年館