「べらぼう」人気声優勢ぞろい!中井和哉、松田洋治、関智一、高木渉ら扮装ビジュアル公開

横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の2月16日放送・第7回から登場する出演者5名の扮装ビジュアルが公開された。
大河ドラマ第64作となる本作は貸本屋から身を興し、喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴、東洲斎写楽らを世に送り出し、江戸のメディア王として時代の寵児となった蔦屋重三郎(横浜)を主人公にしたストーリー。脚本を大河ドラマ「おんな城主 直虎」、ドラマ10「大奥」(NHK)シリーズなどの森下佳子が務める。
第7回のサブタイトルは「好機到来『籬(まがき)の花』」。鱗形屋(片岡愛之助)が偽板づくりの罪で捕らえられたのちの展開。蔦重(横浜流星)は今の倍売れる細見を作れば、地本問屋仲間に参入できる約束を取り付ける。しかし西村屋(西村まさ彦)と小泉忠五郎(芹澤興人)が反発し、阻もうとする。
本回には、鶴屋(風間俊介)や西村屋と並ぶ地本問屋の面々に人気声優が集結。岩戸屋源八役に中井和哉、村田屋治郎兵衛役に松田洋治、奥村屋源六役に関智一、松村屋弥兵衛役に高木渉。2月9日にはドラマ公式Xで新たな地本問屋が4人登場することを告知。シルエットと音声コメントのみだったため、誰が演じているのか予想する声でにぎわっていた。大河ドラマでは松田は「草燃える」(1979)、「北条時宗」(2001)などに出演。関が「鎌倉殿の13人」(2022)以来2作目。高木は「真田丸」(2016)、「青天を衝け」(2021)に続いて3作目となる。
岩戸屋源八を演じる中井は大河ドラマ初出演となり、「地本問屋の一人、岩戸屋を演じさせていただくことになりました。初のドラマ出演がまさかの大河! まったく人生何が起こるか分かりません。緊張もしますし、恐縮もするんですが、せっかくの経験ですので思い切ってやるしかないですね。地本問屋にもいろいろな考えや立場の人がいます。蔦重のやり方を受け付けない人、認めつつも大っぴらには賛同できない人。岩戸屋がどんな思いで蔦重に接していくのか、そもそも今後出てくるのか、私自身も楽しみにしております」とコメントを寄せている。
そして、蔦重が仕事を依頼する彫師・四五六(しごろく)役としてダチョウ倶楽部のリーダー・肥後克広が出演する。
松田洋治、関智一、高木渉、肥後克広のコメント全文は下記の通り。
松田洋治(村田屋治郎兵衛役)
江戸市中の地本問屋・村田屋治郎兵衛を演じます。蔦重をベンチャーとするなら「既得権益者」といったところでしょうか。溢れるようなエネルギーで迫ってくる蔦重と敵対し、何とか抑え込もうと必死です。しかし、蔦重登場以降の村田屋本の充実ぶりをみると、そのおかげで優れた本が作れたのかもしれません。そのように演じられれば、と思っています。思えば大河ドラマでは初めての町人役です。初めての「草燃える」(1979年!)以来、武士とか貴族どころか天皇(!)など、、今回は身軽に演じさせていただいております。
関智一(奥村屋源六役)
この度、大河ドラマ「べらぼう」で地本問屋の奥村屋を演じる事になりました、関智一です。大河ドラマに出演させて頂くのは2度目ですが、まだまだ緊張の日々。しかし地本問屋のお仲間には、松田さん、高木さん、中井さんという、心強い共演者が居られます。助けて頂きながら、奥村屋さんを精一杯演じて参ります。斯く言う私も下町育ちですので、江戸っ子魂で頑張ります!
高木渉(松村屋弥兵衛役)
鶴屋や西村屋、鱗形屋とならぶ江戸の地本問屋の一人、松村屋を演じさせていただきます。吉原から乗り出してきた蔦重の創意工夫に驚き、興味を引かれながらも、私たちも生きてゆくのに必死です。そんな江戸の地本問屋の姿をしっかり演じたいと思っております。寄り合いのシーンなど大人数での撮影も多いので、たくさんの共演者の皆さんに出会えるのもとても楽しみです。
肥後克広(四五六(しごろく)役)
肥後の役名は、四五六です。 いい名です。気に入ってます。 四五六さんは腕は確かな職人。しかしお調子者で、べらぼうな愛おし彫師です。 技術指導も受けました。本職人さんの技術に圧倒されながらも、やればやるほど 板木への愛は高まりました。肝心の技術は見ての楽しみにして下さい。 劇中での蔦重と四五六の小気味良い掛け合いも楽しんで下さい。 話もドンドン展開して行きますよ。 おっと! 野暮な事を言って申し訳ねぇ、とにかく『四五六』を、ごひいきに。