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「べらぼう」花魁・誰袖の少女時代登場!「ちむどんどん」稲垣来泉が大河ドラマデビュー

第7回よりかをり(稲垣来泉)と蔦重(横浜流星)
第7回よりかをり(稲垣来泉)と蔦重(横浜流星) - (C)NHK

 横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の2月16日放送・第7回では、ゆくゆくは吉原を代表する花魁となる誰袖(たがそで/福原遥)の少女時代・かをりが登場。演じるのは、連続テレビ小説「ちむどんどん」や日曜劇場「オールドルーキー」などで人気子役として名を馳せた稲垣来泉(14)。本作で大河ドラマデビューを果たした。

【画像】稲垣来泉、朝ドラでは食いしん坊&俊足のヒロイン幼少期に

 第7回「好機到来『籬(まがき)の花』」では、蔦重(横浜流星)が鶴屋(風間俊介)らと、今の倍売れる細見を作れば地本問屋仲間に参入できる約束を取り付け、周囲の知恵を借りながら細見づくりに奔走するさまが描かれた。

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 誰袖の少女時代で振袖新造(女郎見習い)であるかをりが登場したのは、蔦重が次郎兵衛(中村蒼)らと通りを歩きながら「倍売れる細見」の策を練っていた時のこと。そこへおもむろに女郎屋・大文字屋(伊藤淳史)の秘蔵っ子・かをりが現れたかと思うと、蔦重の背後から抱き着き「男前はタダってのは?」「細見をもってきた客が男前ならタダにしたら? そうすれば男前はこぞって細見を買い、男前の客がどっと増えんしょ」と“大胆”な提案をしたうえで「一目見た時からわかりんした。蔦重とわっちは前世からの縁…」と蔦重にくびったけの様子だった。

仕置き棒を手にかをりを連れ戻しに来た志げ(山村紅葉)

 かをりは蔦重と離れようとせず、そうこうするうちに大文字屋の遣手でお目付け役である志げ(山村紅葉)が仕置き棒を手に現れ、離れねば蔦重の顔に傷をつけると脅されて渋々観念していた。

 稲垣は、「とと姉ちゃん」「スカーレット」に続く朝ドラ「ちむどんどん」(2022)でヒロイン(黒島結菜)の幼少期を好演。同年放送の日曜劇場「オールドルーキー」では主人公(綾野剛)の娘役、Netflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」(2024)では蒔田彩珠の幼少期に。声優経験もあり『映画 プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』(2020・ミラクルン役)や、『ブルー きみは大丈夫』(2024・ビー役)の日本語吹替え版などに参加。2024年5月号より「nicola」専属モデルのニコモとしても活躍。現在、ドラマ「アンサンブル」(日本テレビ系・ヒロインの元恋人・宇井(田中圭)の娘役)が放送中、映画『366日』が上映中だ。

 かをりは、やがて吉原を代表する花魁・誰袖となったのち、老中・田沼意次(渡辺謙)の懐刀ともいえる勘定組頭を務めていた幕臣・土山宗次郎(柳俊太郎)に莫大な金額で身請けされ、江戸中にその名を広めることとなる。(石川友里恵)

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